ブログ

信頼関係と自信

11951034_891028110989417_986205923_n

 
こんにちは!墨田中学校拠点でこの夏、教師を務めていた大学3年の引間千晶です。
突然ですが皆さんは、誰かに信頼されている実感を持ったことはありますか?
私はこの5日間で、「◯◯さんのこと信頼しています」
という言葉には決して収まらない信頼の重みを、人生で1番ずっしりと感じました。
今回は、一女子大生が子どもたちと信頼関係を築くに至った物語を、皆さんにお話ししたいと思います。
現在教育に興味のある人もない人も、最後まで読んでいただけましたら嬉しいです!

 「その子にとって最高の教師になるために」

私は昔から子どもが好きで、教育が好きです。なぜなら、人間の根本には教育があり、
幼少期など成長過程でどのような大人に関わるかによって人生は大きく変わっていくと考えているためです。
だからこそ、私はこのサマープログラムで子どもたちと接し、「人生を変えてくれたその人」になりたいと思ったのです。
教師経験もなく、教職の勉強もしてこなかった私は全国1位の教師にはなれません。
しかし、「その子たちにとって最高の教師」になることはできるはずです。
このような思いから、私はこのプログラムへの参加を決意しました。

ところで、サマープログラム5日間に向け事前にカリキュラムや指導案、教材の作成などをするわけですが、
もちろんこの時点で子どもたちの顔や情報は一切持ち合わせていません。持っているのは、事前に行ったテストの答案のみです。
そんな中、私は気づけば顔のわからない子どもたちのために必死になっていました。
「こんな字をかくんだな」「どんな子に会えるのだろう」「どんなことが好きなのかな」
私の気持ちは、わくわくでいっぱいになっています。
私はただ、「早く子どもたちに会いたい」という気持ちで指導準備を進めていました。

このサマープログラムでの目標は大きく分けて4つ。

「Path Change」子どもたちがここに来る前と来た後で、より良い道に変わること
「笑顔」勉強だけでなく将来に向けても笑顔になってくれること
「結果」圧倒的な結果を出すこと
そして「学び続ける第一歩。」

このサマープログラムへの参加が、今後何十年後へもの学び続ける姿勢につながっていく第一歩目となることです。
そしてこの大きな目標を達成していく中で私が最も重要視したのが、
今回お話しするテーマ、「信頼関係」なのです。

 

「信頼関係を構築するために」

信頼できない先生に教わっても子どもたちの人生は何も変わらず、「ただ勉強を頑張った5日間」になってしまいます。
私は、この5日間を“人生の変わるきっかけ”にしたいと強く思っていたため、
どうすれば自分が子どもたちに信頼してもらえるかを一心に考えていました。

指導初日。はじめて担当する生徒さんたちとご対面。本当に、すごく素敵な生徒さんたちでした。
だからこそ、サマープログラムの5日間が終わった後にその子たちがもっと自信を持てるようにしてあげたい、と強く思いました。
目をあまり合わせてくれず、笑顔も見せてくれない初対面時。「この子たちにもっと信頼してもらいたい」
そして、「この子たちの人生を良い方向に変えたい」私は初日、このように決心したのです。
私は、その子たちに自信を持ってもらえるよう、自分の発する一言一言に命を吹き込み、
同時に「勉強ってこんなに楽しいんだ!」「苦手な単元でもやりたい!」と思えるような教材作り、
圧倒的な結果を導くため指導の流れを作りこみました。

11938712_891028090989419_568396806_n

2日目から私は、まずその子たちの目線での指導を心がけました。
「良い先生と思われたい」「良い授業をしたい」このような教師目線の指導は、
真に子どもたちのことを考えた指導とは決して言えません。
私は1分1秒、休み時間でさえも、子どもたちは何を感じ、何を欲しているのかを追求しました。
そして、その子たちにとっての特別な教師となれるように、
教材も1人1人のために別のものを用意するなど、アツい授業を展開していたと思います。

1日分の授業が終わった後には毎回“振り返りシート”というものを書き、子どもたちはその日できたことや感想を、
教師たちはそれにコメントをつけて次の日に返却します。
私はその振り返りシートに、1日目に見つけたその子どもたちの良いところをたくさん伝え、
私が授業中に嬉しかったことなど、自分の想いをそのままぶつけました。
それを2日目の最初に返却し、私のアツいメッセージをその場で読んでもらいました。

―――すると、読み終わった後、なんと、笑顔で目を合わせてくれたのです。「私の想いが届いた」と、素直に嬉しかったです。

その瞬間の子どもたちの表情は、今でも鮮明に覚えています。
それから、ずっと私の目を見て授業を聞いてくれ、時には笑顔も見せてくれるようになりました。
「この先生のことを信頼しても良いかも」と、感じてくれたきっかけがあるとしたら、このときだと思います。

11938849_891028087656086_762842039_n

「子どもたちのファンになること」
それから私は、子どもたちと信頼関係をこれからも築いていくことを1番に考えながら、
どうやったらもっと自信をつけてもらえるかという軸で次の日からの指導準備を進めました。
指導初日から、私はその子たちの良いところを文字通りたくさん見つけました。
彼らの可能性を無限に信じ、受容し、そして気づいたらファンになっていました。
大好きだからこそ、良いところもたくさん見つけられたのではないかと思います。

私は彼ら自身にも、良いところがたくさんあるのだということを認識してもらうため、
引き続き例の振り返りシートに彼らの素敵なところや成長したことをたくさん書き、授業内にもたくさん伝えました。

すると―――目に見えて、子どもたちはみるみるうちに変わってくれました。

声も大きくなり、素敵な笑顔も見せてくれ、夢を諦めたと初日に言っていた子が、再び追いかけ始めたいと話してくれました。
このときのことを思いだすと、今でも涙が溢れてきます。もともとの涙もろいという性格もあるのですが、
子どもたちから嬉しい言葉を聞くたびに、授業中にも関わらず泣きそうなほど嬉しい気持ちになりました。
子どもたちは、やはり無限の可能性を秘めています。彼らは、自分たちの力で大きく人生を切り開いていったのだと思います。

日が経つにつれ、休み時間にさえも勉強を進んでするようになり、
「もっと問題を解きたい」という意欲を見せてくれるようになりました。
彼らは、きっとこのサマープログラムが終わり、私がいなくなっても学び続けると思います。そして、きっと夢をかなえるでしょう。
自分で歩ける力、進める力を子どもたちはつけてくれたのだと私は確信しています。
伸び盛りの子どもたちに私が少しでも良い影響を与えられていたら、嬉しいです。

サマープログラムが終わったあとに、その成果をぶつける事後テストというものがあります。
私は、「事後テスト何点とりたい?」と聞きました。

―――「100点!!!!」

強い声、笑顔でそう、答えてくれました。そのときの自信に満ちた表情、声、私としてもどんなに嬉しかったことか!!!
初日と比べると、子どもたちはまるで別人のようです。このプログラムで自信を少しでもつけてくれたのだと、私は確信しました。
やっぱり子どもたちの可能性、将来性は無限大です。将来の夢、その子たちならなんでも叶えられると思います。

結果としても、本当に100点をとった子、事前のテストと比べて40点以上も点数を上げた子…全員、圧倒的な結果を残すことができました。

最初に述べた4つの目標も、子どもたちの力で全て達成できたのではないでしょうか。

私は今回、相手の可能性を無限に信じ、そしてファンになることを意識していましたが、
誰かと信頼関係を築くうえでこれらは大変重要な価値を見出すのだと身に染みて感じました。
相手に信頼してもらうためには、まずは自分が相手を信じ、ファンになること。
「信頼関係」というのは1分1秒では培われません。
サマープログラムも、5日間という短い期間ではありましたが、
私はその短さを感じさせないほど濃密な時間を子どもたちと過ごせたと思っています。

11951034_891028110989417_986205923_n

 
「私の今後」

今回私は準備等も含め約1か月間、サマープログラムに携わりました。
そして5日間、大好きな子どもたちと何にも代えられない素敵な時間を過ごすことができました。
そのときの想いや成長、感動は言葉では表しきれません。
私は他の教師にも自慢してしまうほど担当した子どもたちが大好きで、誰よりもファンである自信があります。
それは、プログラムの終わってしまった今でも同じです。私には、ブログには書ききれないほどの自分自身の成長がありました。
そして私も、圧倒的な成長をした子どもたちに負けないようしっかりと目標を設定、達成していこうと強く思いました。
「私の今後」として、このサマープログラムの経験を活かし、私の目指す人間像を抱負と共に述べさせていただきます。

まず、「どんな人と向き合っても、その人の素敵なところを見つけられる人間」。
次に、その人やモノの将来性、可能性を無限大に信じることのできる「目の前の人やモノのファンになれる人間」。
そして、表情、しぐさ、会話、文字…これら1つ1つの自分の表現方法を駆使し、
心を動かすことで「人や目の前の課題を良い方向へと導ける人間」。

 IMG_0426

私の述べた人間像は、生半可な気持ちでは決して達成できません。
正面からぶつかり、愛し、様々な方面からのアプローチをし続ける、
血のにじむような時間を過ごしてこそ達成できるものであると思います。
そして、誰かのために本気で取り組んだ経験をした私には、達成できると自負しています。
このサマープログラムでは、言葉そのものの奥深さを感じるとともに、発信者である「人」の価値を再認識することができました。
改めて人による表現の影響力、ファンになることの価値を感じ取った今、
私は現在持っている「志」のために自信を持ってチャレンジしていこうと思います。
私を奮い立たせてくれた子どもたち、そしてこのサマープログラム、本当に”最高”です!!!

最後になりましたが、私を支えてくださったスタッフの皆様、私の可能性を信じ、
常に心打たれるアドバイスをしてくださったフィードバッカーの遠藤さん、
語り合い、支え合い、笑い合い、泣き合った教師たち、
そして私の人生に大きな影響を与え、素敵な笑顔を見せてくれた子どもたちに感謝の気持ちを述べたいと思います。
本当に、本当に、ありがとうございました。

 

LFAとは

 

LFAでは現在、秋季プログラムの教師を募集しております!

私たちと一緒に、「目の前の子どもと、あなた自身を変える」経験をしませんか?

参加はこちら

◼プログラム概要<東京>

  • エントリー〆切:9/13(日)
  • 事前研修:10/3(土), 10/4(日)
  • 指導期間:10/10(土)~12/12(土)
  • 指導期間:10/10(土)~12/19(土)  毎週土曜日指導:全11回
  • 振り返り:12/20(日)
    ※9/3修正

◼プログラム実施場所

  • 葛飾区内3拠点
  • 墨田区内1拠点

◼プログラム参加の方法

Webでのエントリー後、選考を受けて頂き、晴れて通過したのちに事前研修を受講、指導という流れになります。

まずはぜひ一度説明会へお越しください。

◼応募フォーム

説明会へのご応募はこちらから!

◼説明会日程

9月3日(木) 16時~18時 @LFAオフィス(曙橋)
9月5日(土) 16時~18時 @LFAオフィス(曙橋)
9月6日(日) 16時~18時 @LFAオフィス(曙橋)

※会場は全て弊団体オフィス(都営新宿線 「曙橋駅」A2出口 より徒歩1分)で行います。
※他の日程での実施をご希望の方はフォームに当該選択肢がございますので、ご記入ください。

(関西事業部のプログラム概要はこちら

皆様とお話できることを、心より楽しみにしております。

 

(文:引間、編集;岡田)

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る