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【卒業生の進路】〜LFA卒業後とLFAとの関わり方〜

2019.5.31

こんばんは。学生採用チームインターンの弓削です。

今日はLearning for Allで活動した大学生が就職したのちにどういう活動をしているのか、LFAが目指すアルムナイインパクトについてお伝えします。

アルムナイとは「卒業生、同窓生、校友」という意味です。        Learning for Allでは、事業を通じて社会課題を解決するとともに、社会課題の現場を見て課題解決に取り組んだ学生ボランティアたちが社会に出て様々な部門で活躍すること社会全体の課題解決を加速させようと考えています。

実際に現場で向き合い、社会課題を自分ごととして捉えた学生が、社会に出て様々な場所で働くことで社会構造を変革していく。これがアルムナイインパクトです。

実際にLFAで活動していた卒業生は約1000名おり、以下のような部門で活躍しています。

教員/財務省/厚生労働省/法務省/文部科学省/経済産業省/マッキンゼー・アンド・カンパニー/デロイトトーマツコンサルティング/アクセンチュア(株)/三菱商事(株)/(株)リクルートキャリア/日本IBM(株)/JPモルガン証券(株)/(株)三菱UFJ銀行/三井住友銀行(株)他、多数企業・省庁

また、割合はこのようになっています。

 

教育現場で子どもたちと向き合う教員、仕組み側から支える文科省、民間教育企業などの教育業界のほか、人材業界、コンサルティング業界、さらには国家・地方公務員、NPOなどのソーシャルセクターなど幅広いセクターで多くのアルムナイ が活躍しています。

Learning for All の経験を経て様々なセクターで活躍するアルムナイの声をご紹介します。

江藤 知佳さん/国際基督教大学卒/外資系コンサルティングファーム勤務

Learning for All では、子ども1人の言葉、行動、態度が変わるその一瞬のために、多くの意図を込めて話したり、指導をしてきました。誰かがその子の為に考え尽くせば、子どもは変わることが出来るということをLearning for All での経験から学びました。「社会を変える」と言うと、とても膨大で不可能のように感じますが、多くの人が地道に努力することで、社会は変わる可能性があり、その積み重ねでしか社会の仕組みは変わりません。だから、机上で何かを言うだけの評論家ではなく、何でも「する」ことに意味があるのだと考えるようになりました。Learning for All での経験がなければ、今もただぼんやりと「社会には課題がたくさんあるな」と思いながらやり過ごしていたかもしれません。

宮林 佑多さん/明治大学卒/大手教育系企業勤務

私は元々教育業界は志望していなかったのですが、Learning for All で3年間活動し続ける中で教育に対する課題意識が明確になったため、志望業界を変更しました。教師として身に付けた「相手に伝わりやすいように順序立てて話す力」や「相手目線で物事を考える力」は、現在仕事をするうえでもとても役に立っています。自分一人でこの力を伸ばしていくことは相当大変だと感じていましたが、Learning for Allのプログラムで専任のメンターから毎回丁寧なフィードバックを受けるなかで、自分に足りない点を指摘してもらえたことが、より早いスキルアップにつながったと思っています。

細田 詠平 さん/成蹊大学卒/東京都公立中学社会科教員

教員を志望していた私は、Learning for Allで指導技術を向上させることができましたが、それ以上に身についたのは、子どもと向き合い「傾聴する」ということだと思います。子どもがいま、どんな気持ちで、何を考えているのか。それを知るために、授業の3時間だけではなく、学校や家庭での様子に思いを馳せて、心の声を傾聴するようになりました。子どもと同じ目線に立ちながら、進むべき半歩先を照らしたい。Learning for Allで1人の子どもと向き合った経験が、いま教室にいる30人の指導に活きているのだと思います。

越田 真奈美 さん/東京大学大学院卒/文部科学省勤務

LFAではボランティア教師や教室運営スタッフなどを経験し、一人の大学生が目の前の子どもに真剣に向きあうことで、子どもたちが大人には想像もしないような素晴らしい成長をする場面を何度も見てきました。目の前の子どもたちの学力が上がって、自己肯定感が高められ、自分の可能性を信じられるようになれば、それでいいと満足していた自分に気付き、情けなくなりました。そして改めて、「目の前の子どもたちを支援するだけでなく、日本の教育格差をなくしたい。まだ見ぬ全ての子どもたちの可能性を広げたい。」という思いが強まりました。自分の問題意識や勉強していることを活かしたいと思い、様々な進路を考えていたある時、研究室の同期に誘われて文部科学省の説明会に参加しました。説明会での話を経て、文部科学省で現場での実践ではなく、制度設計・制度改善から教育に関わることで、教育格差を少しでもなくし、私が理想とする「一人ひとりの可能性を最大限広げられる社会」に近づけられるのではないか、と考えました。

このように、アルムナイの皆さんは、LFAでの経験で得た様々な気付きや学びを活かして多様な業界で活躍しています。

また、昨年はアルムナイが活躍している文部科学省の若手のみなさんをLearning for Allの現場にお招きし、勉強会を開催いたしました。

教師役と子ども役に分かれ、分数の授業をロールプレイングし、子どもが陥りがちなつまづきについて理解を深めました。

また、このワークショップには学習支援プログラムを経験した大学生も参加しており、大学生がどのような想いでボランティアに参加するのか、将来についてどう考えているのかなどもシェアすることができました。ワークショップに参加している一人一人が教育に対する熱い想いを語り合い、ポジティブに意見を交換できる機会となりました。

Learning for Allでは、学習支援などの支援の現場に立つ前に、ボランティア全員が一同に会する研修を行なっていますが、その際に約100名にも及ぶボランティアたちの研修会場をアルムナイのいる企業様に貸していただくことも増えています。

2018年度春期学習支援プログラムの事前研修では、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社様に会場を貸していただきました。

また、2018年度秋期学習支援プログラムの中間研修では株式会社LIFULL様に会場を貸していただきました。

 

ほかにも、様々な企業様との共同企画などを進めています。

このように、Learning for Allでは学生時代のボランティアの活動だけではなく、「子どもの貧困」の当事者意識をもったアルムナイが様々なセクターに散らばり、それぞれの立場から行動を起こすことで、社会全体で課題解決を図る、そんな大きなうねりを作っていくことを目指しています。

そのため、プログラムに参加する学生ボランティアの方々には、プログラム期間中の研修やフィードバック等の成長機会はもちろんのこと、アルムナイ限定のイベントなどを定期的に開催し、プログラム終了後も社会課題解決の当事者として、仲間として一緒に社会の変革を目指していく機会の提供を行っています。

 

みなさんも、社会課題を解決していく仲間として、一緒を踏み出してみませんか。

 


■社会課題に挑む、学生ボランティア・インターン募集中!
Learning for All では学習支援居場所支援の2つのプログラムで参加学生を募集中です。プログラムへの関わり方もボランティアとインターンの2種類ご用意しています。
まずは以下の画像から、子どもの貧困やLFAの事業内容・プログラムについて説明した動画をご覧ください。

■参加を迷っている学生向けのLINE@やってます!
説明会日程やブログ更新の情報配信のほか、プログラム参加に関する個別相談も対応しております。

■マンスリーサポーター募集中!
Learning for All ではサポーターを募集しております。
1,000円の寄付で子ども1人に1時間の学習支援が届けられます。
皆さまのご支援が、子どもたちの学習機会の拡大につながります。
皆さまのご寄付は、一人ひとりの子どもたちの未来を作っていきます。
ぜひ、子どもたちの未来を一緒に応援してください。

■社会人向け活動説明会開催中!
Learning for All では月に4回、メディアの情報だけではわからない「子どもの貧困」の実態やLFAの活動について紹介するイベントを開催してます。子どもたちの明るい未来を支えるため、私たちに「今、できること」を一緒に考えましょう。

■職員募集中!
Learning for All では、一緒に働く仲間を募集しております。

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