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【学生スタッフインタビュー】子どもの思いに寄り添い続け、自信と挑戦を届ける

2018.7.1

Learning for All 学生スタッフインタビュー、今回は早稲田大学3年の山形珠生(やまがた たまお)さんにお話を聞きました。山形さんは2017年8月に学生教師としてLearning for All のプログラムに参加し、現在は学生スタッフとして教室運営に携わっています。子どもに寄り添うことを大切にする山形さんの思いを、ぜひご覧ください!

LFAに参加した理由を教えてください

子どもに教えるという経験がしたかったからです。中高の教員志望ということもあり、教える経験ができるLFAはとても魅力的でした。教員を志望したのは高校の担任の先生の影響です。受験生が少ない高校だったのですが、先生が試験日前日に応援の電話をかけてくれたり、帰りの時に励ましてくれたりしたことが自分の中で大きな励みとなっていました。自分も一人一人の生徒に寄り添い伴走者となれるような教師になりたいと思い、大学でも教職をとっています。高校の教師となると多くの人数を相手にすることになります。しかし、一人の生徒に対してできないことは大勢の生徒にもできないと思います。まずは目の前の一人の子どもに何が届けられるのか、自分は何ができるのかが知りたいと思って参加を決めました。

LFAに参加する前と今で一番変わったのはどのようなところですか?

相手の根底にある肯定的な思いに寄り添うということです。これは子どもに対しても大人に対しても大切なことだと感じています。LFAに参加する前は相手の行動や発言で出てきたものだけから判断して、相手とコミュニケーションをとってしまいがちでした。しかしLFAに参加して、本当に思っていることとは逆のことを行動として表したり発言したりする子どもがいることを知りました。そのような時でも、その子どもの「できるようになりたい」という思いに寄り添い続けてコミュニケーションをとることが、子どもが安心していられる、自分に自信を持って挑戦できる居場所には欠かせません。そして、居場所がなければ子どもに自分自身への自信や挑戦の経験は届けられないと感じました。子どもの「できるようになりたい」という思いを信じて寄り添うことを大切にこれからも活動していきたいです。

LFAで活動する中で、一番印象に残っている出来事を教えてください

昨年度の3月まで、中学3年生の女の子を教師として担当していました。彼女は秋のプログラムの最後に自分の学力が志望校に見合っていないため志望校を下げるという選択をしました。志望校を下げると勉強する必要性もなくなり、冬のプログラムでは数回しか寺子屋(LFAの学習支援教室の名称)にきませんでした。その時に、彼女にとって寺子屋が勉強以外の価値がない場所だったということを感じました。彼女には、勉強以外にも「周りの人とこんな関係性が築きたい」「こんな高校生活を送りたい」という思いがありました。けれど、その思いに寄り添うことが自分はできなかったし、彼女に勉強以外の価値を届けられなかったのだと痛感しました。

子どもに直接会って指導できる期間は限られています。その中で、最大限のものを届けきることの重要性や、毎回の指導で子どもに誠実に向き合うことの大切さを感じました。

在私は学生スタッフとして教室運営に携わっていて、子どもたちに寺子屋で勉強以外の価値も届けたいと思って活動しています。子どもにとって大学生と関われる機会はなかなかないですし、子どもにとって「寺子屋があったから知らなかったことを知ることができた、こういう視点が増えた、素敵な人に出会えた」と思える経験をしてもらいたいです。学生教師の皆さんには子どもが寺子屋外で過ごしている時間に何をしているのか、子どもたちの日常を取り巻く環境を想像して子どもに届けたいもの、届けるべきだと思うものを常に更新し続けて行動に移していってほしいです。

LFAで達成したいことは何ですか?

子どもたちに「できるようになった」という実感と自分に自信を持って次に一歩踏み出す挑戦を届けたいです。現在寺子屋に通ってくれている子どもたちの多くが、できていても「自分はできない」と自分に自信が持てなかったり、「どうせ無理だから」というような発言をします。

点数などの結果が出た時や苦手なことができるようになった時に、「自分でもできるんだ」という自分に対しての自信を持ち、その成功体験をもとに今の自分よりもう一歩上の新たな目標に向かって挑戦するという体験を子どもたちができるよう、支援していきたいです。

最後に、参加を迷っている学生に一言お願いします!

子どもの思いに寄り添い走り続けるプログラムは、一生ものの経験になると思います。実際子どもが自分の成長や成功を実感して自己効力感を感じるような指導をすることは容易なことではありませんが、真剣に子どもに向き合い考え抜く経験を通じて、自分自身を見つめるきっかけにもなると思います。ぜひこの機会に挑戦してみてください。


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