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【学生教師インタビュー】子どもの可能性を信じ、子ども目線で考え抜くこと

2018.9.18

こんにちは!経営管理チームインターンの佐々木です。
本日は、8月に実施された夏期プログラムで活躍した専修大学3年の野口咲笑(のぐち さきえ)さんのインタビュー記事をお届けします!

夏期の5日間での子どもと野口さんの成長の様子を、是非ご一読ください。

LFAの学習支援プログラムに参加しようと思ったのはなぜですか?

 ⼤学の授業で「教育社会学」という授業を受けたことがきっかけでした。授業を通し、貧困には絶対的貧困と相対的貧困があり、「貧困」という⼀⾔では⾔い表せない現状があることを知りました。中でも私が授業を受けていて一番印象に残ったのは、「家庭環境が子どもの学⼒と強く結びついている」ということです。⼦どもは⽣まれ育つ環境を選べないのに、環境によって学⼒も大きく左右されてしまうということに大きな疑問を感じました。そんな現状に対して少しでも何か⼒になれれば、⼦どもたちの家庭環境⾃体は変えることができなかったとしても、学力や自信をつけるきっかけが作ることができれば、と思い応募しました。

事後研修の様子

夏期プログラムで担当した子どもにはどんな変化がありましたか?

 授業初日のまとめテストでは「嫌だなあ」と不安げにしていた⽣徒が、満点が取れなかった時に「悔しい!満点とりたい!」と⼝にするようになりました。また満点を取ったり、いい点数を取るという⼩さな成功体験を積み重ねることで本⼈の⾃信にもつながったのか、「よし、もう⼤丈夫!いける!」と前向きな姿勢を⾒せることが多くなりました。その子は当初、授業後の自身での振り返りの際、まとめテストの点数によって達成度を判断していましたが、プログラム最終日の達成度テストでは、プログラム開始前の確認テストの成績や他の子どもたちの成績との比較ではなく、自分自身がプログラムをどう頑張ったかに基づいた振り返りをすることができました。

プログラムを通じて野口さん自身が変わった、成長したと感じるところを教えてください

 子ども⽬線を⼤事にしているつもりでも、どうしてもテストの結果が出た時に、できていたところよりも、間違えているところに⽬が⾏きがちであったことに気づきました。結果も大事ですが結果が全てではないということを子どもに伝えたいと思い、そのために頑張った過程を気づかせるという⾯でも「⼀緒にやった問題はできているね!」といった声かけをしたり、そういった場⾯により⼀層⽬を向けるようになりました。また、プログラム最終日の達成度テストでは、当初の予想をはるかに上回る点数をとることができました。この経験を通して私は、子どもの可能性を信じ期待をかけることの大切さと、教師の教え方、接し方次第で子どもの成長度合いが大きく左右されることに気づきました。

LFAのプログラムの魅力はどんなところだと思いますか?

 ⽬の前の⼦どもの変わって⾏く姿を⾒ることができることです。⾃分の指導に対して、⼦どもはチャレンジ教室で勉強を頑張る様⼦や家庭での⾏動の変化で応えてくれます。⾃分がその変化に携われていることが本当にすごいことなのだなと思いました。今回は5⽇間という短い期間でしたが、⽇々成⻑して⾏く様⼦を⾒ることができ、やりがいを感じました。

 また、⾃分の考えを持つ芯のある⼈と出会うことができることも魅⼒だと思います。それぞれ考えやその背景は違いますが、子どもたちの力になりたいという同じ志を持った仲間がたくさんいるということに気づきました。そういった仲間と出会うことは、今までに⾃分にはなかった考えを取り⼊れて⾏くことで⾃分の視野を広げて⾏くことにも繋がると思います。

事後研修の様子

夏期プログラムの経験を、今後の自分の生活にどう活かしていきますか?

 私は現在アルバイトで塾講師をしています。今までは⽬の前のテストに向けた⽬標に対して行動してきましたが、これからは、子どもに将来はこのようになってもらいたいとあるべき姿を考えていきたいと思いました。5⽇間で変われる子どもがいるなら、塾のように⻑い期間通っている子どもたちにとってなおさら変わる機会は多いはずです。子どもが変わるということは周りの⼤⼈の影響が強いと改めて感じました。⾃分⾃⾝が変わるきっかけは周りの⼈が与えてくれたことの⽅が多い気がします。そのきっかけを与えてくれる⼤⼈に出会えるかどうかが今の⼦どもたちには必要なことだと思いました。

 まだまだこのプログラムにも参加できていない⼦どももたくさんいますし、⼦どもたちの現状を知らない⼈たちもたくさんいます。今回LFAに関わったことで、⾃分が発信源として少しでも安⼼・信頼できる⼤⼈に出会えるように⾏動を起こしたいです。

最後に、参加を迷っている学生に一言お願いします!

 子どもに教えた経験がないという⽅でも、もし興味があるのならば絶対に参加したほうがいいです。困ったときはメンターはもちろん、同じ教室に関わる人たちが助けてくれます。自ら学生教師として子どもの成長に携わることができるのは本当に貴重な経験ですし、このような機会に巡りあえたことに感謝しています。私はこのプログラムに参加して⼦どもの無限の可能性を感じました。ぜひ学習支援の現場で子どもたちと向き合い、共により良い未来をつくっていきましょう。


■学生ボランティア教師募集中!
Learning for All では現在、秋期プログラムの学生ボランティア、スタッフを募集しています。まずは採用説明会にお越しください。プログラムの詳細及び、説明会予約は以下よりご覧ください。

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皆さまのご支援が、子どもたちの学習機会の拡大につながります。
皆さまのご寄付は、一人ひとりの子どもたちの未来を作っていきます。
ぜひ、子どもたちの未来を一緒に応援してください。

■社会人向け活動説明会開催中!
Learning for All では月に4回、メディアの情報だけではわからない「子どもの貧困」の実態やLFAの活動について紹介するイベントを開催してます。子どもたちの明るい未来を支えるため、私たちに「今、できること」を一緒に考えましょう。

■職員募集中!
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