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【学生スタッフインタビュー】現場で経験し自分の目で見てみたからこそ、子どもの支援について課題意識を持てるようになった

2020.5.30

皆さんこんばんは。学生採用インターンのみゆです。

今回は、2019年秋冬に学習支援拠点でボランティア教師を経験した石橋友海さんにインタビューを実施しました。

記事を読むことで、LFAの現場の雰囲気や子どもの支援について、皆さんの理解を深めるきっかけになればと思います!

学習支援拠点で子どもの支援について学びを深めた石橋さんの声をぜひお聞きください。

研修中の石橋さんの写真

LFAに参加した理由を教えてください。

LFAの存在を知ったきっかけは、プログラムに参加した友人からの紹介です。

その時、印象に残ったのが「子どもにPathChangeを届ける」という言葉でした。同時に、子どもの人生を変えていくというLFAの意気込みに惹かれました。そこで、自分も一緒に子どもの支援したいなと思い、プログラムに参加することを決めました。

あと、LFAは研修の内容が充実しているというのも興味深かったです。

 

実際に研修に参加してどう思いましたか?

最初の研修で学ぶ、個人がリーダーシップを発揮していくという考え方が魅力的だなと思いました。普段大学で生活しているときにはリーダーシップを発揮する経験はあまりなかったので新鮮な視点でした。また、子どもの言動から考える「子どものWANTの拾い方」を学ぶワークや子どもの言動について「WHYツリー」などで理解を深めるワークを行うことで、授業をする上で必要なスキルを身に付けられることができたと感じました。

研修でリフレクションをする様子

LFAで活動する中で、一番印象に残っている出来事は何でしたか?

プログラムのはじめ、ある生徒に将来の夢について聞いたときに「俺は勉強ができないから、将来はフリーターになるしかない」という答えが返ってきたのが衝撃的でした。彼は、明るくてたくさんの人に好かれている、とても魅力的な子どもだったんです。それなのに、勉強が苦手だというだけで将来の希望すら持つことができていないことに驚きました。

 

そんな彼に対して、どんなアプローチをしていきましたか?

まずは、勉強に対する苦手意識を変えていきたいと思い、勉強方法を工夫してみました。

例えば、彼が好きなアニメの台詞を英語の例文に用いてみたり。クイズにしてみたり。

授業に入る前は、ウォーミングアップの問題を用意して「できる!」と思ってもらうことを意識してみました。

単語勉強に関しても、私自身が受験期に行っていた、「オリジナルの単語帳を作って、できるようになった単語のページは破って捨てていく」と一見変わった覚え方を取り入れてみました。とにかく勉強を面白いと思ってもらえたらいいな、というのが強かったですね。

石橋さんが授業で実際に使用したクイズ形式の教材

石橋さんの授業を見たことがありますが、ただ面白いだけではなく、生徒と信頼関係を築きながら授業を行っているなと思っていました。

ありがとうございます。他の生徒から聞いた話なんですけど、学校の自習の時間に、彼が問題を解きながら、「あ~この分からない問題、友ちゃんに聞きたい!」と言ってくれたことがあったみたいです。少しは信頼されているようで嬉しかったですね。

あと、彼のお母さんとの連絡帳のやり取りの中で、「家庭で英文を音読する姿が見られるようになっています」というお話もいただきました。家庭学習の方法として、机に向ってペンを握るだけではなく、音読する方法も促してみたんですね。その勉強法を家で実践してくれていたみたいです。

 

エピソードを聞いていると、子どもの勉強に対する意識が変わっているように思います。

そうですね。勉強=苦手、という認識が変化してきているなと実感しました。

また、私が一番感じていたのは、学校のテストで結果を残せていないというだけで自己評価が低いのはもったいないなということでした。

だから、学習の結果だけを褒めるだけではなく、授業態度などに対して「その発言良いね!」「課題を全部するなんてすごい!」といった内面の長所へのアプローチを心がけました。自分のいいところにもっと気づいて欲しいと思ったんです。

勉強ができない自分=だめな自分、という認識も同時に変わってくれていたらいいなと思います。

 

それでは、石橋さん自身はLFAに参加してどのような変化がありましたか?

LFAに参加し、学校で教師をするという経験は、学校教育における子どもの支援について改めて考え直すきっかけになりました。その結果今は、学校以外での子どもの支援についての勉強に励んでいます。

学習支援拠点に来る生徒は、学校には登校できているけれど、目に見えづらい様々な問題を抱えている子どもが多いです。しかし、実際に子どもと接していくうちに、学校では学習面のサポートがメインになっていて、それ以外へのサポートまで手が回っていないというのが印象的でした。

子どもにとって必要な支援って、学習面だけではないと思うんですね。適切な自己評価スキルだったり、対人コミュニケーションだったり、そういった面での支援を求めている子どももたくさんいると思うんです。だからこそ、学校ではまかない切れていない部分において支援をすることで、子どもの人生の幅を広げる活動ができたらいいなと考えています。

 

ありがとうございました。最後に参加を考えている学生に一言お願いします。

現場で経験し、自分の目で見てみたからこそ、私は今のように子どもの支援について課題意識を持てるようになったと思っています。

それに、LFAで出会える仲間は本当に魅力的です。同じ問題意識を持った人たちと語り合える経験も貴重ではないかと思うんです。

ぜひLFAに参加することで、実際に現場で経験し、素敵な仲間たちと問題理解を深めていって欲しいです。

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