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【教員志望者3人に聞いた】LFAの経験って本当に教員になるために役立つの?〈後編〉

2018.12.2

こんにちは!経営管理チームインターンの佐々木です。
今回は、LFAの学習支援プログラムに参加経験のある学生3人に、「LFAでの経験は教員になるために役に立つの??」という、教員志望の学生の皆さんなら一度は考える疑問について聞きました!

後編の今回は、LFAの経験が今後教員になる上でどう役立ちそうか、将来どんな教員になりたいかなどを語っていただきました。(前編はこちら)
参加いただいたのは以下の3名です。

水上亜利紗さん(ありちゃん)
東海大学4年生。学習支援プログラムには2016年度の夏から冬、2017年度の夏に参加(計4期)。教員免許は中学・高校の保健体育を取得予定。東京都の教員採用試験に合格し、春から教壇に立つ。

松本千咲さん(ちーぼう)
秀明大学3年生。学習支援プログラムには2018年度の春から現在まで継続して参加(計3期)。教員免許は中学・高校の英語を取得予定。

芦澤和希さん(かずき)
東京学芸大学3年生。学習支援プログラムには2016年度の冬から2018年度の春まで継続して参加(計6期)。教員免許は小学校、中学・高校の社会を取得予定。

写真左から、水上さん、松本さん、芦澤さん

では教員志望の学生が一番知りたい「LFAの経験がどう役立つか?」について聞かせてください!

芦澤さん(以下かずき):スキル的な面で言えば、指導案を書くときに一番最初に子どもの現状を書くようになりましたね。子どもの現状をしっかり考えれば自ずとやるべきことは見えてくるとLFAの経験で気づきました。あと、指導案だけでなく単元の指導計画なども授業・単元のゴールから考えるようになりました。

松本さん(以下ちーぼう):私はタスク管理がうまくなったなと感じています。LFAでは「何曜日までにこれをやる」というのを明確に決めて指導準備するので、LFA以外でも1週間の時間の使い方を意識して取り組むようになりました。

水上さん(以下:ありちゃん):私も、指導案はゴールから考えるようになったしタスク管理もうまくなった!でもスキルではない経験のほうが採用試験に役立ったなと感じていて、前編の合格体験記でも話したように、子どもに徹底的に向き合う経験、面接で語れる経験ができるのってすごく貴重だと思う。教育実習の経験がそこまで語れるか、と考えると、3週間と短い期間だし、クラスの雰囲気や学習環境は整っている状態から始まるから難しいんじゃないかなと思います。

かずきスキルだけじゃない、というのは僕も同感ですね。5期にわたってプログラムに参加してきましたが、LFAに参加する一番の魅力は子どもと徹底的に向き合うことと、仲間が得られることだと思っています。今年教育実習に行って、教師の雰囲気、本気度は子どもにすぐ伝わると感じました。教師が本気じゃなかったら子どもは絶対についてこないんだなと。だからこそLFAで子どものために頭をフル回転させて本気で考える経験はすごく役に立ったと思います。

ちーぼう私もマインドの面の変化はとても大きいです。LFAでいろんな学生と話して「そもそも教育ってなんだろう?」と考える機会ができました。大学にいるとどうしても教員志望の学生が多くて、そもそものところは考えられていなかったのでいろんな価値観をもつ人と意見をぶつけあえるということは刺激的でした。その中で、人に教える立場になっても常に自分自身も学ぶ姿勢が大切で、「先生」と呼ばれることに満足してしまったら終わりだなと思うようになりました。

芦澤さん:研修中の様子

将来どんな教員になりたいですか?

かずき:教育実習を経験した今の段階では、「子どもの些細な行動を価値づけられる教員」になりたいと思っています。子どもによって得意不得意はあるけれど、一日の中には必ずその子が輝ける時間、場面があると実習で気づきました。そして、そういった瞬間を褒めてほしい認めてほしいという子どもの気持ちも感じました。だから僕は、ちょっとした行動の中に隠れている子どもの輝きを見つけて褒められるようになりたいと思います。

ありちゃん:実習中に子どもの輝きを見つけるために工夫したことってありますか?

かずき:どんな子どもなのか知らないと褒められないと思ったので、座席表に子ども一人ひとりの発言や行動を毎時間記録しました。教室の掲示もすべて観察しました。でも一番子どものことを知れるのは実際のコミュニケーションだったので、時間を見つけては子どもと直接話すようにしていました。

ありちゃんちーぼう:すごすぎる…!

ちーぼう:私は「松本先生なら分かってくれる」と子どもたちに思ってもらえるような教員になりたいと思っています。私自身、男女でいろんなことが分けられる学校に違和感があって、不登校気味になったときがあったので、子どもの多様性を認めてあげられる存在になりたいです。

かずき:ちーぼうは中学と高校どっちが希望?

ちーぼう:制服とかがすごく嫌で自分自身中1ギャップに苦しんだので、中学の教員になりたいと思っています。性別や家庭環境のせいで学校が嫌になってしまうのはすごく悲しいことだと思うから、そういう状況にある子どもたちの力になりたいです。自分がその状況にあるときに受け止めてくれる先生がいたら良かったのに、と思うんです。

松本さん:指導の様子

ありちゃん:自分が嫌いだった環境に飛び込むのって怖くない?

ちーぼう:確かに教員を目指す人は学校が好きだった、楽しかった人が多いんじゃないかと思っています。だからこそ、学校が嫌いで行きづらい経験をした自分が教員になって、同じような状況にある子どもに寄り添って負の感情を受け止める存在になりたいです。

ありちゃん:かずきもちーぼうも目標がはっきりしていてすごい…。私は中学生の頃からずっと教員になるのが目標だったので、採用試験に受かったら長年の目標がいきなりなくなってしまった感じで、まだまだ理想の教員像を模索中です。教育実習中に「体育の授業中に見学の子や体育の苦手な子にも満遍なく声をかけていたこと」を指導してくださる先生に褒められたことがあったのですが、それは無意識にやっていたことだったので、その後子どもたちの様子をもっとよく見るようになりました。すると、見学の子が授業の準備を手伝ってくれたり、ハードルが飛べなかった子が少し飛べるようになったり、ということがありました。
「どの子にも分け隔てなく接する」のは自分の強みだと思うので大切にしていきたいと思う一方で、「体育が得意な子をもっと伸ばす」ことが実習中にはできなくて悔しかったので、これから教員として成長し続けたいと思います。

水上さん:担当した子どもたちと

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いかがでしたでしょうか?「徹底的に子どもと向き合う」姿勢は、子どものみならずプログラムに参加する学生も大きく成長させるのだと改めて感じていただけたのではないでしょうか。

LFAプログラムには教員志望、教育学部生のみならず、様々な所属、バックグラウンドの学生が参加します。多様な価値観を持つ仲間と意見をぶつけ合い、子どもの成長のために一丸となって取り組むのもプログラムの醍醐味です。

教員志望の方もそうでない方も、興味をお持ちいただけた方は是非一度説明会にお越しください!


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