HOME > トピックス > インタビュー > 【2018年度卒業生インタビュー第6弾】人に向き合うことの責任と影響力の大きさを意識したい

お知らせ

TOPICS

【2018年度卒業生インタビュー第6弾】人に向き合うことの責任と影響力の大きさを意識したい

2019.4.3

こんにちは!学生採用チームインターンの弓削です。

卒業生インタビュー第6弾の今回は、大学1年生当時の2015年冬からボランティア教師・スタッフ・教材開発など様々な面でLFAを支えてきた、上智大学 卒業弘中 莉沙 (ひろなか りさ)さんにお話を伺いました。

LFAに参加した理由と、継続して関わり続けた理由を教えてください

LFAに参加したのは、教育格差に関心を持ったこと、またそれに対して何か行動したいと思ったことが理由です。きっかけは大学に入学してすぐの頃に受けた授業で、日本の子どもの貧困や教育格差について知ったことでした。それまでは教育にも、社会課題にも、あまり関心を持っていなかったのですが、日本にも貧困があり、それが再生産される現状に衝撃を受け、またそれと同時に何か行動がしたいと思って、LFAに参加しました。

継続して関わり続けている理由は様々ありますが、学習支援の場所を守りたいと思っていることは大きな理由の1つです。学習支援の場は、子どもたちにとって安心できる場所であること、そして大きな成長を遂げたり、将来の選択肢や可能性の広がるきっかけが生まれる場所だと私は思っています。そのため、学習支援に価値を感じて来てくれている子がいる以上、その場所を質高く守りたいと思い、活動を続けています。

LFAで活動する中で、一番印象に残っている出来事を教えてください

子どもが自分自身の成長を実感できるようになった時が、一番印象に残っています。

以前、中3の子どもを1年間担当していました。彼女は中3の春でアルファベットが全て書けないほど大きな学習遅滞を抱えており、できていることですら「できていない」と言ったり、精神が不安定になった時にはリストカットをしていたこともありました。そのような彼女の自己肯定感の低さを見て、私は彼女が素直に自分自身を認められないことに、何とも言えない悔しくて悲しい気持ちになったことを覚えています。そこで私は彼女ができるだけ成功体験を感じ、自分自身を認められるよう、「さっきの授業で○○を覚えたから、今この問題が解けたんだね!」というように、1つ1つの行動や努力に対する褒めを沢山伝えることを意識して接していました

そんなある時、彼女が苦手意識を持っている漢字の問題を解きながら、「ちょっとできるようになったかも…」と呟くことがありました。それを機に、「前できなかった○○が今できる!」と自分のできるようになったことを嬉しそうに伝えてくれたり、満点のプリントを周りの教師たちに見せて回ることが何度もありました。以前では考えられなかったような彼女の変化が見られ、とても嬉しかったことが特に印象に残っています。

結果として、彼女は第一志望の高校にも合格することができました。

後日談になりますが、彼女が教室を卒業してから1年弱が経った頃、偶然会ったことがありました。その時、駆け寄ってきた彼女は第一声でこのようなことを言いました。「この前学校の英語のテストで、寺子屋で習った所が出て、97点取ったんですよ!」。

私と勉強をしていた頃は、「英語」という言葉を聞くだけで拒絶反応を示していたほどだったので、彼女の成長した姿には本当に感動しました。

「子どもたちの成長は、彼らが教室を卒業した後にも続いていくこと」。それまで頭ではわかっていましたが、この経験により、私は心からそう信じて行動していけるようになりました。

LFAの卒業生として、今後どうありたいですか?

人に向き合うことの責任と影響力の大きさを意識していたいです。私はLFAで多くの子どもたちと接してきて、自分の言動の1つ1つが彼らに及ぼす影響の大きさを身をもって実感しました。またそれは子どもたちだけでなく、一緒に活動するチームのメンバーに対しても同じです。影響力を持っている分、責任も伴っていると思います。

私は春から人材サービスの企業に就職し、就労支援などを行います。人の人生において大きな転機とも言える、仕事に就くことのサポートをする身として、自分の言動の1つ1つが及ぼす影響とその責任の大きさを念頭に置いて、今後も人に向き合っていきたいです。

最後に、参加を迷っている学生に一言お願いします!

ボランティアやNPOと聞くと、少しハードルが高く感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかしLFAでは様々な動機で参加する学生がいて、全員が1つの目標に向かって活動できる環境があります。少しでも教育格差に関心があったり、LFAの活動に興味を持ってくださった方は、ぜひ説明会に参加してみてください!

 


■社会課題に挑む、学生ボランティア・インターン募集中!
Learning for All では学習支援居場所支援の2つのプログラムで参加学生を募集中です。プログラムへの関わり方もボランティアとインターンの2種類ご用意しています。
まずは以下の画像から、子どもの貧困やLFAの事業内容・プログラムについて説明した動画をご覧ください。

■参加を迷っている学生向けのLINE@やってます!
説明会日程やブログ更新の情報配信のほか、プログラム参加に関する個別相談も対応しております。

■マンスリーサポーター募集中!
Learning for All ではサポーターを募集しております。
1,000円の寄付で子ども1人に1時間の学習支援が届けられます。
皆さまのご支援が、子どもたちの学習機会の拡大につながります。
皆さまのご寄付は、一人ひとりの子どもたちの未来を作っていきます。
ぜひ、子どもたちの未来を一緒に応援してください。

■社会人向け活動説明会開催中!
Learning for All では月に4回、メディアの情報だけではわからない「子どもの貧困」の実態やLFAの活動について紹介するイベントを開催してます。子どもたちの明るい未来を支えるため、私たちに「今、できること」を一緒に考えましょう。

■職員募集中!
Learning for All では、一緒に働く仲間を募集しております。

関連記事

2019.8.23

【代表インタビューvol.3】〜LFAのこれまでとこれから、目指す社会〜

2019.8.22

【学生ボランティアインタビュー】学校を誰一人見捨てることなくどんな子でも安心して通える場所にしたい

2019.8.20

【学生スタッフインタビュー】社会から取り残された子どもをなくすために