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【居場所ボランティア座談会】居場所支援ってどんなとこ?

2019.8.13

Learning for All 職員の江里口です。

8月5日、8日に居場所拠点で活動している居場所支援ボランティアに集まってもらい、オフィスにて「居場所ボランティア座談会」を開催しました。

今回は8月5日に開催した座談会の内容をご紹介いたします。

「居場所支援のボランティアってどんな人が参加しているの?」「どんな子どもが来ているの?」と気になる方々に、是非一読いただければ幸いです!

<8月5日 座談会参加者>

矢作 亮 さん
大学4年生。2018年 冬のプログラムに初参加。2019春のプログラムは公務員試験の為参加せず、今期、2019年夏プログラムにて再び参加。

高井 花菜 さん
大学2年生。2018年 春のプログラムから約1年間断続的に参加している。

 

なぜ Learning for All でボランティアしようと思ったのですか?

矢作)一言でいうと、当初は就職の為でした。私は、自身がいじめを受けた経験から、誰もが参画できる社会を実現したいと思い、公務員を志していました。その為には、学生のうちにもっと広く社会を知りたいと考えており、探したところたまたま出会ったのがLFAでした

高井)私はもともと子どもの貧困には関心があり、Facebook でたまたまLFAの広告を見たことがきっかけでした。

なるほど。きっかけは些細なことだったりするんですね。

お二人に質問です。なぜ学習支援ではなく、居場所支援での活動を希望されたのでしょうか?

 

高井)少しでも子どもたちの人生の早い段階で関わりたかったからです。高校生の頃に別の団体で子ども支援のボランティアをやっていました。しかし、子どもの年齢が上がれば上がるほどその子に介入することの難しさを感じていたんです。その点、LFAの居場所支援拠点には主に小学1年生~3年生の子どもたちが集まっており、私の希望にぴったりでした。

 

矢作)子どもたちの生きている時間って、ほとんどが勉強していない時間だと思ったからです。だから、学習支援以外の面から支援をしたいと思いました。

 

高井)そうそう。そもそも、学習に向き合うためには、生活習慣等がある程度整っており、心のゆとりが必要だと思います。そうでなければ学習にも集中できないと思うんです。だからこそ、一緒に遊んだり、ごはんを食べたりしながら支援をする居場所拠点でボランティアをしたいと思いました。

印象に残っている子どもたちのエピソードはありますか?

矢作)あります!私が活動している拠点には、自己肯定感が非常に低く、誰かに声をかけることが苦手な男の子がいます。しかし、新年度になり、一つ下の学年の子が入ってくると、自ら声をかけて一緒に遊んでいたんです。すごく優しく話しかけていて、彼の成長を感じました

高井)私もあります。いつも大人が心配するような行動をとることで注目を集めようとする子がいました。私は、特に何をするでもなく、彼がひとりで過ごしている時、彼の視界に入るところに居るよう心掛けました。言葉にはしませんが、「ちゃんと見ているよ」と伝えたかったんですそしたら、その想いが伝わったのか、今ではわざと心配をかけるような言動を起こすことはなくなり、何か不安なことがあると自ら私に言葉で伝えてくるようになったんです。大人に見ていてもらえる、ということが彼にとって大きな安心感につながったのかな、と思います。彼の成長を見ることができ、とても心に残っています。

 

一緒に過ごすことで子どもたちの成長を目の当たりにすることも多いんですね。
そんな居場所拠点でのボランティアの魅力とは何ですか?

 

矢作)伝わりづらいかもしれませんが、「結果が見えにくい」ことが魅力の一つだと思います。どういう状態を良しとするのか、どのような支援をすることで、その状態を実現させるのか。そういう一つひとつを手探りで探していかなければならない。正解がない、どこまでも自分のちからで追求できる、ということが、非常に魅力的です。

高井)そうですよね。正解はない。私も常に思っています。また、スタッフや同じ居場所支援ボランティアの学生、そして子どもからも学ぶことが多いです。様々な経験を持ったスタッフがいることもまた、LFAらしさだと思います

居場所支援拠点の事前研修にて

子どもたちからはどのような事を学びましたか?

高井)今も学び続けていることなのですが、自分の気持ちを吐き出す事の大事さを学びました。ここでボランティアしていると、過去の自分を思い返すことも多々あります。振り返ると、私は自分の気持ちを他の人に打ち明けることができない子どもでした。苦手だった。恥ずかしさもあったかな。その頃の自分に向き合い、じゃあ、これからはどのように人と向き合っていくのか、ということを今でも考えさせられています

居場所支援事業でのボランティアは子どもと向き合うだけでなく、自分とも向き合うことに繋がるようですね。些細なきっかけであっても、実際取り組み始めると深く考え学びが多いということも教えていただきました。本日はありがとうございました。

 

次回は8月8日に開催した座談会の内容をお知らせいたします。お楽しみに!

 


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