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【学生ボランティア インタビュー】子どもの話に耳を傾け、寺子屋が子どもにとって安心空間になるように

2019.10.6

こんにちは。学生採用インターンの弓削です。

今日は、学習支援ボランティア、東京外国語大学3年生の牧野希(まきの のぞみ)さんにお話を聞きました。

大学の講義で日本の相対的貧困や教育格差について学んだことがきっかけで、生まれ育った環境によって子どもの将来が左右される日本の現実を知り、自分の目でその現状を知りたいと思い、Learning for All (LFA)に参加しました。子どもは安心空間があることで成長できると語る牧野さんの声をお聞きください。

・LFAに参加する前と今で一番変わったのはどのようなところですか?

相手にとっての安心空間を大事にするようになったところです。初めてLFAに参加して一番驚いたのは「傾聴の文化」です。相手の目を見て、うなずきながら話を聞く。当たり前で小さなことですが、私は今まで意識したことがありませんでした。

しかし、傾聴をしてもらうことで相手が自分を受け入れてくれているという安心感を覚え、発言することや行動することにためらいを感じなくなりました。こうした自分の経験を踏まえ、子どもと接するときも傾聴を意識し、毎週の寺子屋が子どもにとっての安心空間となるよう心掛けました。そうすることで、子どもが徐々に自分から学校のことや家でのことを話してくれるようになりました。子どもの課題に対して対策を考えるときに、子どもから得られる家庭や学校の情報はとても重要になります。課題を解決すること、成長を届けることにも傾聴が繋がっていることを実感しました。そして、LFA外でも相手が話しやすいように自然と傾聴ができるようになりました。時々「一緒にいて話しやすい」と言ってもらうことがあります。新たに自分の強みを見つけ、LFAでの経験が自分の成長に繋がっていると実感でき、嬉しくなりました。

・LFAで活動する中で、一番印象に残っている出来事を教えてください

「たぶん間違えるからテストは90点でいい」と言っていた子どもが、最終日に「絶対に100点を取って先生を喜ばせたい」と言ってくれたことです。

その子は、100点を取る学力があるのにあまり自分に自信がなく、目標点よりも低い点を取ることを怖がっているようでした。授業中も、「たぶん間違っているから」と自信なさげな場面が度々ありました。自信を持つことは学習意欲の向上にも繋がると思い、どうしたら「自分ならできる!」と思ってもらえるだろうと考え続けました。その子が成功体験を積み、自己肯定感を上げられるよう本人が何に不安を覚えているのかを聞いたり、できること・できるようになったことを明確に言語化して伝えたりしました。すると、「100点取れそう?」と聞くと「ちゃんと見直しすればいけそう」など前向きな発言を自らしてくれるようになるようになりました。他人を思いやることもその子にとって課題だったため、「100点を取る」と宣言してくれただけでなく、「先生のために」という部分からも思いやりという面でその子の成長を感じることができたため、とても印象に残っています。

・最後に、参加を迷っている学生に一言お願いします!

私も参加をすごく迷いました。部活では幹部として忙しくなり、進路についてもそろそろ考えなくてはいけない。又、LFAに参加する前、社会を変えることは自分には無縁なことだと思っていました。しかし今は、プログラムを通じて自分の行動や意識次第で他人に成長を届けられることを実感したことで、社会の変化に自分はどう関わっていけるだろうかと考えるようになりました。スキル面では、LFAで学んだ傾聴や対話の仕方などが部活でも活きているのではと感じる場面もあり、確実に自分の成長に繋がっています。たった3ヶ月ですが間違いなくこれまでの私の大学生活の中で一番充実した3ヶ月でした。子どもとの素敵な出会い、経験はもちろんですが、それぞれ全く異なる背景を持つ刺激的な仲間にも出会えます。ぜひ相談会などお越しください!

 

 


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