HOME > トピックス > インタビュー > 【LFAサポーターインタビュー vol.3】「自分の心の芝生をふかふかに。初めは自己満足でも、行動することが大事。」

お知らせ

TOPICS

【LFAサポーターインタビュー vol.3】「自分の心の芝生をふかふかに。初めは自己満足でも、行動することが大事。」

2021.2.1

皆さんこんにちは。コミュニティ推進事業部インターンの秋山萌々音です。 

前回のvol.2に引き続き、今回も「LFAサポーターインタビュー」をお届けしたいと思います。

 第三弾の今回は、サポーターの三木さんです。
三木さんは2018年の12月からご支援くださっています。

———————————————————–

ー三木さんプロフィール

 
※出張途中の空港でのお写真をいただきました!

・お名前:三木英範さん
・ご年齢:50代
・ご職業:外資系金融機関
・LFAと出会ったきっかけ:お勤め先でのLFAの出張活動説明会

 

LFAへの寄付を始めたきっかけはなんでしたか?

 LFAの活動説明会ではコミュニティ推進事業部長の石神(1)さんが登壇され、
LFAの活動や子どもの貧困という社会課題についてプレゼンしてくださいました。

 石神さんは元々勤めていた大手広告代理店を退職され、LFAに入職されたと聞きました。大手企業を辞め、LFAにコミットする姿から石神さんの決意と熱い思いを感じ、非常に感銘を受けました。

また自分自身、高校2年生の子どもがいるため、親として、義務教育でも学校にいくことすらできない人がいることに胸が痛みました。

 このように活動説明会での石神さんのプレゼンを聞いて、サポートしない訳にはいかない!と強く感じ、サポーター登録をしました。

 (1)コミュニティ推進事業部長 石神のインタビューはこちら
https://learningforall.or.jp/topics/interview/ishigami/

 

ーこれまでボランティアなどの活動の経験があったのでしょうか

20年ほど前の冬に、ボランティアとして千葉県の養護施設の生徒さんたちと一緒にディズニーランドに行ったことがありました。子どもたち皆が手を繋ぎたがる様子や、その握った子どもたちの手があかぎれだらけなのを見て、涙が出てきました。

このような困難な状況を、子どもたち自身が政治や「仕組み」の力を通して変えていくことは難しいと感じました。なぜなら、子どもには投票権がないですし、特に養護施設に通う子どもたちは、育児放棄等が理由で親と離れている場合が多いため、親を介して自分の意見を社会に反映させていくことも難しい状況にあると考えたからです。そうした中で自分自身が出来ることは、きちんとお金を稼いでそういった団体などに寄付を行うことなのではないかと考えるようになりました。偽善だろうがまずはアクション!というのが私の信念です。

 

ー寄付やボランティアに対するお考えを教えてください

 日本では寄付に対しての「馴染み」がないことが多いと感じています。勤務先が外資系企業のため、外国の方とも接する機会がありますが、キリスト教をベースにする方は積極的に寄付をしています。

彼らは「お金持ちが幸せになるのは針の穴に糸を通すより難しい」というキリスト教的な教えを学んでいて、それ故、寄付によって他者に貢献することを大切にしている文化がある、というよりはごく自然にそうしているようです。

自分自身の考え方として、経済的困難を抱える人々が無理をして寄付をする必要もちろん無いとは思いますが、「自分は恵まれている」と感じているのであれば、寄付をしてゆくべきではないかと思います。もう一度言いますが、偽善でいいんです!

 寄付に対する考え方で印象的だった出来事があります。

25年前、阪神淡路大震災当時、私は前職の外資系の50人くらいの会社に在籍していました。被災した神戸に住んでいた金沢さんという社員は、自宅マンションが全壊してしまいました。夜のNHKニュースで突然インタビューを受けていたのを観て驚きました。

その時、アメリカ人のスタッフのティナさん が5月に計画していた旅行の費用を金沢さんへの寄付に充てようと提案しました。彼女が育ったアメリカ、または家族の文化としては当然だったのでしょう。

社員旅行の担当だった私は、「金沢さんにとって皆の社員旅行を犠牲にした寄付は彼にとって重荷になると思う」と彼女に伝えると、ティナさんは顔色が変わり、残念そうに一言「different culture」と言ったのを覚えています。

日本(日本人)では寄付を受けることは「申し訳ない」といった考え、また寄付を受ける精神的準備ができていないのではないかと感じているのですが、海外(もちろんすべての国をひとくくりにすることはできませんが)の人は「寄付をするのも受けるのも立場によって自然なこと」という姿勢ができているのではないかと強く思います。

 このように寄付ひとつとっても、文化や個人によって考え方の違いはあるのではないでしょうか

 

ー三木さんご自身が寄付をする理由はなんですか

 寄付をするきっかけが例え自己満足でも私は良いと思います。なぜなら、人を幸せにしたいなら、まずは自分が幸せになるべきであると。

 自分にとって月10,000円。何気なく使ってしまいがちなこのお金を、目的を持って寄付をしたら、どれだけの子どもたちの助けになるのか。それを想像すると、意義のあるお金の使い方だなと感じます。これは、自己満足に過ぎないかもしれないですが、それならそれでいいと私は思っています。

 「寄付する自分、イケてる!すごい!」というのでも良いのではないかと思います。何より、他の人はどうあれ「自分にやれることをやる」というスタンスがとても大事ではないかと。

 

ーLFAの子どもたちにどのように成長してもらいたいですか

 子どもたちには、幸せや、ちょっとした(そう、ちょっとでいいんです)「希望」や「ワクワク」を持って欲しいんです。

人生はいつもいつも楽しいことばかりではありませんし、もし楽しいことだけだと、それはそれでつまらないかもしれません。辛いことがあっても、人生は一瞬ではなく何十年と続いていくものです。年をとって白髪になったり髪がなくなったりしたとき、自分の人生を振り返り、「ああ、それほど悪くなかったなぁ」と思えることが大切ですなのではないかと最近はつくづく思います(加齢ゆえかもしれませんが)

 寄付についても普段の生活でも、まずは「自分自身が幸せを感じること」が大事だと言いました。子どもたちにも、一日の終わりにその日を振り返って、今日は(も)良い一日だったと思って自分の心の芝生をふかふかになるようにして終わって欲しいです。
自分の心が豊かな人は周りの人も幸せにできる。そのように成長してほしいなと思いますが思うだけではなく寄付も継続します(おじさんの独り言)。


LFAサポーターインタビュー、今回は三木さんのインタビューでした!

 寄付やボランティアについての海外と日本での考え方の違いや、三木さんの考える「きっかけは自己満足でも、まずは行動することが大切」というお話はとても新しい視点で、学びになりました。

 寄付に馴染みがある人、そうでない人、そして寄付をする人の中でも、皆様々なきっかけや理由があることを実感しました。

 三木さんのお話を伺って、自己満足が「悪いこと」ではなく、むしろ「行動できていることが素晴らしい」と認め、自分自身が幸せでいることが、何より他者に対しても寛容で温かい思いやりの連鎖を生むことができるのではないかと感じるようになりました。

 これをきっかけに、寄付がより身近で、少しでも多くの方が気軽に関われるものになれば良いなと感じます。

 それでは次回、vol.4でお会いしましょう!


LFAでは皆さまよりいただいた温かいご支援を、子どもたちが勉強や日常生活を身に着け、社会に羽ばたくための支援資金として使わせていただいております。
もし私たちの活動を応援いただけるようでしたら下記ページをご覧くださいませ。

ご寄付ページはこちら
https://learningforall.or.jp/support/

 また、より多くの方に「子どもの貧困」のこと、Learning for All のことを知っていただくために、
・使うたびに子どもが笑顔になる『鉛筆』
・子どもたちが作ったLEGOの写真入り『カレンダー』(2021年卓上カレンダー)
を制作し、販売しております。
なお、販売利益は全て子どもたちのために使わせていただいております。

下記ページよりご購入いただけますと幸いです。
▼LFAグッズの購入はこちら
https://learningforall.stores.jp/

 

関連記事

2021.2.21

【学生スタッフインタビュー】「自分にしかできない方法で格差に苦しむ子どもを支援したい」

2021.2.19

【活動報告】冬期プログラムの中間研修を行いました!

2021.2.17

【メディア掲載】信濃毎日新聞で活動と職員インタビューが掲載されました