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【LFA職員の声vol.4】子どもの家事業部対談インタビュー(後半)〜子どもの根っこの育ちを見守る安全基地〜

2018.7.29

みなさんこんにちは。Learning for All 職員の藤原です。
今回の「LFA職員の声」では、子どもの家の矢野と今野による対談インタビューの後半をお送りします(前半は以下)。

前半に引き続き、子どもの変化について、そして子どもの家で目指すビジョンについて話をしてもらいました。

「子どもの家」に来てからの子どもたちの変化について教えてください。

今野:全員がそれぞれ好きな遊びをしよう、という時間のときに以前に比べてそれぞれの子どもが自分の気持ちを出して、それぞれの好きなことをできるようになったと感じます。受け止めてもらえると思って不安が減っているというか。

矢野:前は、それぞれの子どもが善悪の基準で、お互いにジャッジしていた感じがありました。その子自身がOK出せていれば、それでいいじゃんと思える雰囲気があまりなかったなあと。無理やり自分の基準で他の子の振る舞いをジャッジしていて。特に周りの子も困っていないし、その子自身にも特に影響がないのに、「そんなのしたらダメだよ!」って口か手が出てしまうような感じで。そうしたジャッジしてしまう気持ちの背景に、子ども達が、日々周りの人からどのような眼差しを向けられながら生きているのか、垣間みえる感じがしました。

今野何をするか自分で決めて、他の子が自分と違うことをやりたいという気持ちを尊重することができるようになっていると思います。

子どもの「成長」について考えていることについて教えてください。

矢野よく子どもの「成長」というけど、成長って言葉でイメージするものは、僕が子どもと関わってくる中であまりしっくりこなくて。右肩上がりの線でもないし、レベルアップするようなものでもないと感じています。僕から見えるその子の捉え方が、ふとした瞬間のその子の行動でガラリと変わったりする。遊びの中で、僕たちスタッフが子どもに「こういうことが好きなんだ(または、嫌いなんだね)〜!」と伝えることで、その子自身のなかでも自分のイメージが変わっていったりお互いの関係が深まったり、一人一人の自分像やイメージが広がっていく。ここではそういう瞬間が無数にあると思っていて、それが本当に面白い。

今野その子が本来持つカラーとかパワーを掘っていく感じで、自分でそれを見つけられていくことが成長かな。

矢野そういうその子らしいその子の姿に近づこう、子どもたちの今この瞬間の気持ちに気づこう、と思うと、大人である自分自身が、自分の気持ちとか、やりたいことに気づけてないといけないと実感します。自分が実は子どもを怖がっていたとか、プライベートでイライラしちゃっていたりとか。対子どもでも大人同士と一緒で、関係の中でお互いがお互いを尊重できることが、その人らしく育つ場になるために必要。

大人の方が難しくて、保護者の方も、1人で子ども育てなきゃいけない、とか世間一般でいう「普通」からなんか違うということに対して、おかしいんじゃないかと感じているような見えないバリアがある気がする。それぞれがそれぞれらしく立つことが大前提にある場をつくっていきたいよね。

これから「子どもの家」をどういう場にしていきたいと考えていますか?

今野オールスターのチームにしたい!大人も子どももスタッフも保護者の方も地域の人もみんな含めて。みんな心からやりたいことを実現できるし、自分のわくわくを生きていけると思うんです。そのためには、ありのままの自分を受け入れてもらえる心の安全基地であり、やってみたい!と思ったことを叶える体験を沢山してほしいという思いがベースにあります。現実の社会を見た時に、まず大人たちが無理をして頑張っていて、ありのままの自分を出したり、わくわくすることにチャレンジする場面があまりないと思うんです。そういうことを考えたとき、まずここのスタッフが自分にまるっと自信を持ち、自分のキラキラ輝くところで勝負する。自分の苦手なところはチームの総合力でうまくやっていくっていうことを実現する必要があると思います。そういう大人の姿を見せてこそ、子どもたちがが安心して自分を生きられると思いますし、子どもの家自体をそういう社会にしたいです!そうすれば「子どもの家」を出て行っても、自分も周りも大切に楽しく生きていけると思います。自分の夢や希望を叶える経験と、苦手なことはチームワークで乗り越える経験の両方をしてほしいです。

矢野:あとは、違いを面白いと思えるような時間を作りたい。例えば今対談しているけど感じている気持ちはそれぞれ違うだろうし、人ってその瞬間瞬間で違うと思います。世の中ではみんな同じだという思い込みが強くて、そこから外れると孤立に繋がる感じがあります。

同じサッカーしてても感じることが違うし、いろんな違うものが雑多に混じり合って、「あ、そうなんだ」、みたいに考えられる場にしたい。なんか同じになるための戦いが多くないですか?笑 違うから楽しいっていう感覚になればいいと思っていて、ここならその瞬間が色々あると思います。

今野学生も保護者も私も、「子どもの家」に関わる全ての人が、いかに本当の自分で自分を生きるかというところにチャレンジできる場所になったら良いと思う。あなたを生きたらそれで自分もこの上なくハッピーで世の中にもインパクトを与えられるんだよ、という学びの場になればいいなあと思っています!


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