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子どもの貧困に、
本質的解決を。

学生ボランティア募集中

LFA(Learning for All)とは

Learning for All は、子どもの貧困問題の解決に取り組む認定NPO法人です。

「誰にだって当たり前のように与えられるべき日常を、子どもたちの手に取り戻したい」
そんな想いを胸に、2014年の団体立ち上げ以来「子どもの貧困問題」に真正面から向き合ってきました。
子どもたち一人ひとりに寄り添いながら、食事支援をはじめ幅広い活動を行い、
数多くのメディアでも取り上げられています。

活動概要



困難を抱えた子どもたちに対して、質の高い学習機会を提供するための「学習支援拠点」と、家庭でも学校でもない第三の居場所を提供するための「居場所づくり拠点」を展開しています。

活動は3か月を1ターンとし、基本的に4月~6月の春プログラム、7月~9月の夏プログラム、10月~12月の秋プログラム、1月~3月の冬プログラムから構成されています。


1日のスケジュール例

13:00 集合
13:00-14:00 朝礼(子どもの様子の共有、その日の流れの確認など)
14:00-14:30 準備(部屋の掃除など)
14:30 開室
14:30-17:00 遊びの時間
17:00-17:30 学習の時間
17:30-19:00 夕食(準備・片付け含む)
19:30 閉室
19:30-20:30 終礼(子どもの様子の共有、ボランティアの活動振り返り)

※集合時間、解散時間をはじめ、細かいスケジュールは拠点によって異なります

得られる経験・スキル

誰かの人生に本気で向き合う経験

LFAの学習支援拠点では、きめ細やかな対応ができる少人数制の個別指導にこだわっています。居場所づくり拠点においても、通ってくれる1人ひとりの子どもに深く向き合えるような場を提供しています。

現場で実際に困難を抱えた子どもたちと向き合うことで、子どもを取り巻く環境への理解が深まります。

ボランティアへの手厚いサポートと実践的な学びの提供

LFAでは、現場に入っていただく前に必ず研修を受講していただきます。

プログラム参加中は、ボランティア一人一人にサポートスタッフがつき、子どもたちに対する指導や関わり方のサポートを行います。実践・指導・振り返りのサイクルを繰り返すことで、実際の教育現場でも活用できる実践的なスキルが習得できます。

切磋琢磨する一生ものの仲間との出会い

LFAでは、様々な背景を持った多様な学生がプログラムに参加します。 プログラムに参加した学生同士の交流はプログラム参加後も続いています。

プログラムの流れ

研修
子どもとの関わり方や指導方法に関する研修の受講はもちろん、ボランティア同士のチームビルディング等を行い、プログラムに参加していただく準備を行います。
プログラム
2つの関わり方から選べます。

学習支援拠点

困難を抱える子どもたちにオーダーメイドの学習支援を提供しています。

活動日数: 週1回
活動日時: 拠点によって異なります
(プログラム開催日程参照)
対象: 小学4年生〜高校生世代
支援内容: 学習支援・生活支援
     

居場所づくり拠点

家でも学校でもない「第三の居場所」を提供し、生活習慣のリズムづくりまで含めた包括的な支援を行います。

活動日数: 週1回 以上
※拠点は平日、毎日開室。
ボランティアの皆さんには週1回以上、固定曜日でご参加いただきます。
活動日時: 拠点によって異なります
(13時~21時頃)
対象: 小学1年生〜高校生世代
支援内容: 生活支援・遊び支援・学習支援

プログラム開催日程

学習支援
@東京都葛飾区

募集中のプログラム:秋プログラム【エントリー期限:9/28(日)】
活動地域:葛飾区
プログラム期間:2025/11/1(土)~2025/12/14(日)
活動曜日:毎週土曜日
※計6回の指導です
※土曜日以外で10時間程度かけて指導準備を行っていただきます
活動時間:11:00-21:00
※拠点によって多少前後する場合があります
研修日程
事前研修:11/1(土)、11/2(日)
中間研修:11/23(日)
事後研修:12/14(日)
※研修は12:00-18:30、オンラインでの実施を予定しています
※研修は原則参加とさせていただいています。可能な限りご都合を調整いただきますようお願いします。

学習支援
@東京都世田谷区

募集中のプログラム:秋プログラム【エントリー期限:9/28(日)】
活動地域:世田谷区
プログラム期間:2025/11/1(土)~2026/1/30(金)
活動曜日:(月)(火)(木)(金)のうち週1回、固定曜日
※活動日以外で10時間程かけて指導準備を行っていただきます
活動時間:18:00-22:00
※拠点によって多少前後する場合があります
研修日程
事前研修:11/1(土)、11/2(日)
中間研修:11/23(日)
事後研修:12/14(日)
※研修は12:00-18:30、オンラインでの実施を予定しています
※研修は原則参加とさせていただいています。可能な限りご都合を調整いただきますようお願いします。

居場所づくり
@都内近郊
プログラム

募集中のプログラム:秋プログラム【エントリー期限:9/7(月)】
活動地域:葛飾区・板橋区・世田谷区・埼玉県戸田市
プログラム期間:10/11(土)-1/11(日)
活動曜日:週1回、月~土のうち希望する曜日(曜日固定)
活動時間:13:00-21:00前後
※拠点により異なります
研修日程
事前研修:10/11(土)、10/12(日)
中間研修:11/15(土)
事後研修:12/20(土)
※12:00-18:30、オンラインでの実施を予定しています
※研修は原則参加とさせていただいています。可能な限りご都合を調整いただきますようお願いします。

居場所づくり
@つくば
プログラム

募集中のプログラム:秋プログラム【エントリー期限:9/7(月)】
活動地域:つくば市
プログラム期間:10/11(土)-1/11(日)
活動曜日:週1回、月~木・日のうち希望する曜日(曜日固定)
活動時間:【月〜木】15:30~22:00・【日】9:30~18:00
※子どもの冬休み期間(12/25-1/7前後)は全曜日8:30~16:30
研修日程
事前研修:10/11(土)、10/12(日)
中間研修:11/15(土)
事後研修:12/20(土)
※12:00-18:30、オンラインでの実施を予定しています
※研修は原則参加とさせていただいています。可能な限りご都合を調整いただきますようお願いします。

居場所づくり
@尼崎
プログラム

募集中のプログラム:秋プログラム【エントリー期限:9/7(月)】
活動地域:尼崎市
プログラム期間:10/11(土)-1/11(日)
活動曜日:週1回、火・水・木のうち希望する曜日(曜日固定)
活動時間:13:30-19:00
※子どもの冬休み期間は10:00~18:00
研修日程
事前研修:10/11(土)、10/12(日)
中間研修:11/15(土)
事後研修:12/20(土)
※研修は12:00-18:30 オンラインでの実施を予定しています。
※研修は原則参加とさせていただいています。可能な限りご都合を調整いただきますようお願いします。
エントリー

参加までの流れ

STEP1

エントリーする

本ページからエントリーフォームにご記入ください。

STEP2

面談会もしくは説明会に参加する

エントリーいただいた方には、メールにて面談会もしくは説明会のご案内をお送りします。
面談会では簡単な質疑応答のほか、参加日程をはじめ、参加にあたっての不安点等の相談時間を設けています。

説明会は、オンライン(ZOOM)にて行います。ボランティア経験者が体験談を交えながら活動内容についてお伝えします。

STEP3

配属のご連絡

学習支援の活動においては、子どもとのマッチング等をふまえて複数ある教室の中からどの教室で活動していただくか検討させていただきます。
居場所づくりの活動においては、マッチングに加え活動可能な曜日も考慮して決定します。
できるだけ多くの学生の皆さんにご参加いただきたいと考えていますが、応募多数の場合は配属を見送らせていただく可能性があります。

よくある質問

共通

プログラムは全日程参加しなければなりませんか?
子どもたちとの信頼関係を築くため、また活動する上で必要なスキルやマインドを身に付けてもらうため、指導(活動)・研修ともになるべく全日程にご参加いただきたいと考えています。一方で、できるだけ多くの学生の皆さんに関わっていただきたいため、面談会や説明会ではスケジュール調整の相談を受け付けています。
交通費は出ますか?
研修・拠点までの往復交通費を実費支給しています。
プログラム終了後にも活動を継続することはできますか?
はい。継続してボランティアとして参加し同じ子どもを教え続ける、学習支援拠点と居場所づくり拠点の両方を経験する、子どもを取り巻く環境を理解するための研修に参加する等、多様な関わり方を選ぶことができます。
インターンの募集はありますか?
インターン志望の方にも、必ずはじめにボランティアとしてプログラムにご参加いただきます。
インターンでは、学習支援拠点や居場所づくり拠点の現場運営統括や新規事業の立ち上げ支援、団体広報など、団体の最前線にたってNPO経営や社会課題の解決に取り組む機会を提供しています。

学習支援拠点編

指導経験がないのですが、大丈夫でしょうか?
指導経験の有無は基本的には採用可否に関わりません。これまでも、指導経験のない学生の皆さんにも多くご参加いただいています。事前研修で指導のロールプレイや指導案作成のサポートも行いますので、ご安心ください。
教育学部や教職課程を履修していない学生でも参加できますか?
教員免許・教職課程履修の有無に関わらず参加が可能です。文系・理系問わず、様々な大学・学部の皆さんが参加しています。参加者のうち、教職課程を履修している学生は全体の3割程度です。
ボランティアは特定の生徒を担当して指導するのでしょうか?
はい、ボランティアの皆さんには決まった生徒を担当して指導していただきます。そうすることによって、生徒がどこで勉強につまずいているのかをしっかり見極め、その生徒にあった指導の準備に時間をかけることができると考えています。また、どのような生徒を指導するか(生徒の基本情報・学力・性格など)は、事前研修で拠点のスタッフからお伝えします。

居場所づくり拠点編

拠点の活動時間は何時から何時までですか?
拠点は子どもたちが下校して来所する14:00-15:00ごろから、子どもたちが全員帰宅する20:00ごろまで開所しています。学生の皆さんには13:30から20:30ごろまでの参加をお願いしています。
拠点に行く日は自由に決められるのでしょうか?
拠点は月曜から金曜まで平日は毎日開所しています。学生の皆さんにはシフト調整の上で、週に1度以上固定の曜日で拠点に来ていただきます。スケジュールについて不安がある場合は、面談会や説明会でお気軽にスタッフにご相談ください。
拠点での活動日までにどんな準備が必要ですか?拠点での活動以外の拘束時間はありますか?
事前研修などの研修への参加が必要です。また、ボランティア同士で相談し、イベント形式の遊びや活動を企画する場合もあります。
子どもと関わった経験がないのですが、大丈夫でしょうか?
経験の有無は基本的には採用可否には関わりません。事前研修で子どもとのコミュニケーションについてのロールプレイも行いますので、ご安心ください。
普通の学童とはどのような点が違いますか?
保護者のいない間に子どもたちを預かり、楽しい時間を過ごしてもらうことが目的の一般的な学童とは異なり、「社会的養護」の視点で子どもや保護者の成長をサポートしています。目の前の子どもの現状だけでなく、彼らのバックグラウンドにも大きく踏み込み、生活全体の課題を整理、アプローチします。そのために子どもたち1人1人の個別支援計画をたて、その計画に沿って支援を実践していきます。
また、社会福祉士や保健師などの専門家の方々や学校、行政と連携して、子どもだけでなく、保護者、世帯全体を含めた課題解決のサポートをしています。

参加者の声

学習支援拠点ボランティア

下谷 明日香さん

下谷 明日香さん

東京学芸大学大学院修士2年(大学2年生から学生ボランティア教師としてLFAに関わっています)

山本 賢さん

山本 賢さん

早稲田大学卒業生(大学2年生から学生ボランティア教師としてLFAに関わっていました)

山中 智咲子さん

山中 智咲子さん

慶應義塾大学卒業生(大学2年生から学生ボランティア教師としてLFAに関わっていました)

大学生向けの情報サイトで偶然Learning for All を見つけ、「教育格差」という言葉がなんとなく気になり、に参加しました。気づけばもう1年以上も活動を続けています。Learning for All で活動を続けるなかで、一番変わったのは、自分の変化を厭わなくなったことです。むしろ、子どものためになるのなら、変わりたいと思えるようになりました。Learning for All では解決すべき課題があったとき、その原因を子どもや環境に帰結させるのではなく、自分の行動を変えることで解決できないかを考えます。子どもの変容のために、まずは自分が変わる。私がLearning for All で学んだ1番大きなことです。

居場所づくり拠点ボランティア

江澤 萌さん

江澤 萌さん

千葉大学卒業生

         

初めは、どのような環境に生まれても子どもが自身の可能性を広げていけるような支援をしているLFAの活動、特に遊びや生活面という、子どもの育ちの基盤となるような部分で関わることができるという点に惹かれ、居場所づくり拠点のボランティアに応募しました。
プログラムでは子どもとの関わり以外にも、研修や日々の振り返りが手厚く、子どもを見る視点を増やす・関わりのスキルを学ぶなど、より専門的な子どもとの関わり方を学ぶことができ、嬉しく思っています。

平井 七実さん

平井 七実さん

慶応義塾大学4年生

         

最初に活動していた学習支援拠点で子どもたちの学力や意欲が伸びていることを目の当たりにし、Learning for Allの活動意義を強く実感しました。同時に、子どもたちの心や環境のサポートにより力を入れてみたいという気持ちが強くなり、居場所づくりでのボランティアへ参加を決めました。子どもの成長する姿や、目をキラキラさせている様子を見るたび、すごくやりがいを感じます。また、「子どもたちが安心して成長できる環境づくり」のためにできることを柔軟に考え、行動を起こすことが、自分の成長にも繋がることもやりがいの一つです。ここでの経験は、自分の希望する進路などが変わるほど、子どもの貧困やその他の社会課題に対する意識を大きく変えてくれたと感じています。

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