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こんにちは!今日は「LFAインターン座談会」と題し、Learning for All に関わってきたインターンのみなさんにインタビューを行いました。「NPOでのインターン」は学生にとって身近なものになってきましたが、その実態はまだまだ謎に包まれています。Learning for Allのインターン生の特徴としては、全員必ず始めは「ボランティア」としてプログラムに参加していることが挙げられます。後編となる今回は、「インターンのやりがいを感じる時はどんな時ですか?」、「インターンをする中で達成したいこと」等、一歩踏み込んだ質問をぶつけてみました!
以下座談会に参加しているメンバーの紹介です。
乕谷 萌 2016年度冬にボランティアとして、学習支援プログラムに参加し、2017年度夏から2018年度秋にかけて、学習支援拠点で教室運営責任者を務めた後、現在は「居場所支援拠点」でインターンをしている。
葉山 諒太 2016年度冬にボランティアとして、学習支援プログラムに参加し、2017年度春から冬にかけて学習支援拠点で教室運営責任者を務める。留学を経て、2018年度冬からのあと経営企画室インターンとして活動している。
岡村かれん 2018年度秋にボランティアとして、学習支援プログラムに参加し、冬も続けてボランティアをした後、2019年度春から学生採用インターンとして活動している。
戸賀沢雄永 2018年度冬にボランティアとして、学習支援プログラムに参加し、2019年度春から広報資金調達部でインターンをしている。
Q インターンのやりがいを感じる時はどんな時ですか?
乕谷)教室運営責任者を務めていた頃は、子どもの大きな成長が見られた時がもっともやりがいを感じましたね。それはボランティア教師として学習支援プログラムに参加していた時もインターンとして活動する今も変わらない点ですね。また、保護者の方や別のNPOの方、地域の方等のLFA外の大人と関わる機会が増えたことで、より広い視界を持ちながら、子ども目線で子ども達に対して何ができるとよいか?という話ができるようになったことにもワクワクしました。子どもを取り囲む社会に対してアプローチができるのは、インターンの大きな魅力だと思います。
葉山)たしかに。長年活動することで見えてくる魅力だったり、やりがいはあるね。
乕谷)あと、拠点全体や教師が仲間になってくれる瞬間はすごく嬉しく感じますね。拠点の教師が、別の拠点で教室運営責任者を担っていたり、プログラムを通じて、改めて自身が実現したいことや関わりたい領域を見つめなおす中で、就活の方向性を変えてでも力強くやりたいことを語ってくれるようになったときは、本当にうれしく思いました。
葉山)僕も、教室運営責任者をしていたときは関わった子どもや教師の変化に対してやりがいを感じることが多かったです。今は直接現場で活動していないけれど、経営企画事業部で、自分の提案をまとめてそれを基に外部の方との議論が進んだりすることにやりがいを感じます。現場の経験があるからこそ、どの部署で活動していても、この施策は子どもにとって必要なのか、という視点を持って取り組めます。
岡村)インターンを始めて2か月ですが、大きなやりがいを感じた機会は2回ありました。1個目は、春期プログラムの学生ボランティアの応募数が、目標数を大きく上回ったことです。元々、より子どもにとって最高の教師との出会いを増やしたいという想いから学生採用のインターンをやることを決めたので、応募数が目標を上回ったことにはすごくやりがいを感じました。また、普段はLINE@やメール等、顔が見えない中でしか会話できていなかった学生達と、研修で出会えたときに嬉しく思いました。参加を迷ってくれていた方がエントリーしてくれたことや、実際にプログラムに参加してくれたことが嬉しかったです。自分の仕事が子どもと教師との出会いに繋がっているんだと感じることができました。彼ら、彼女らがどう成長していくかを見ていけるのは、これからもっとやりがいを感じられるポイントなんだろうな、と感じます。
戸賀沢)僕もやっぱり現場頑張っている人をみると、奮い立たされます。自分の行なっている広報の仕事が彼らの現場作りや子どものために行なっていることだと実感でき、やりがいを感じます。
Q インターン生として達成したいことはなんですか。
乕谷)新しい拠点において、これまでLFAが培ってきた学習支援と居場所支援のそれぞれの良さを生かした現場を作りたいと思っています。例えば、学習支援では、少人数の子どものことをより深く考える経験を得られますし、居場所支援では、子どもたち同士の関わりあいまで考えながら子どもに接する経験を得ることができます。子どもの貧困を解決する、という大きな目標を達成する中で、いつも難しいと感じるのは「早期に」困難を抱える子どもを見つけ、「切れ目なく」繋げるということです。まだ出会えていない子ども、社会の中で孤立してしまっている子どもが繋がれる、意味にある現場を作っていきたいです。
葉山)今活動している経営企画では、政策提言やLFAのビジョン実現に対するこれからのアクションを定めていくので、今以上に、LFA外の人に会って、より多様な考え方を得る機会を創っていきたいです。そしてその人たちを巻き込みながら、課題解決を実現していきたいと思っています。また、せっかく現場ではない部署にいるからこそ、現場のボランティアの学生たちが抱えているモヤモヤをもっとキャッチして、解決できるものは解決していきたいと思っています。自分自身も現場にいるだけでは気づけなかった観点や、今だからこそわかることがあると思っているので、そういう強みを生かしていきたいと思います。
岡村)一人でも多くの子どもに最高の教師に出会って欲しいと思っています。現状、授業内告知やSNSを使って告知すると関心を持ってくれる方がいる一方で、子どもの貧困という課題に目を向けようとしない人もいます。そういう人たちに少しでも当事者意識を持ってもらえるように、自分が行った施策の効果の振り返りを毎回行い、改善していきたいです。
戸賀沢)広報資金調達部でこの先5年くらいの広報の目標が達成出来るような状況を作りたいと考えています。広報は、長期戦略なので、今までの広報が培ってきたデータの整理から始めたいです。課題としては、そうですね、やっぱり活動する人が足りないということです。広報で戦略を立てていると、もっとLFAで活動する人が増えたら施策の幅も広がるのにと感じる事は多々あります。
Q最後にLFAの参加に迷っている学生にメッセージをお願いします。
戸賀沢)自分もLFAにエントリーするまで不安だった点があって、それはLFAに参加できる時間があるかという点でした。3年生の冬だったので、就活もありましたし、大学のゼミだったり、両立できるか不安でした。しかし、参加してみるとメンターが時間管理についてのスキルを教えてくれたり、自分のやりたい事も尊重しながら、最大限LFAにコミットできる環境を作ってくれました。もし、何か参加する上で壁となっている事があっても、必ず乗り越えられるので、面談にぜひお越しください!!
葉山)僕は、最初は、漠然と教育に関わりたいという思いで参加しました。むしろLFAの活動を通じて初めて、なぜ自分がこの課題に向き合うのか・これからどのように活動していくのかを言葉にすることができました。また学習支援ボランティア・教室運営責任者・経営企画室インターンとして様々な役割で関わり続けているのは、LFAが「手を挙げさえすればなんでも挑戦できる環境」だからです。必ずしも最初からはっきりとした参加動機がある必要はないと思います。LFAという環境で挑戦してみたいという方は、ぜひ全員エントリーしていただきたいです。
岡村)LFAでの活動は、同じ課題意識を持った仲間と切磋琢磨できる環境だからこそ頑張り続けることができると思います。担当している子どもが抱える課題や、学生ボランティアが抱える課題など、本気で取り組むからこそ壁にぶつかることは多々ありました。そんなとき、誰よりも寄り添ってくれたのは同じ拠点のメンバーでした。子どもの小さな変化を共有しては喜びを分かち合い、誰か一人の悩みは協力して意見を出し合い、時に悔し涙を流すことも。絶対的な味方がいてくれたからこそ、子どものことを第一に考えることができたし、この最高な仲間たちの為にも頑張らなければ!と思わせ、背中を押してくれた温かい存在です。あなたもLFAの仲間になりませんか?素晴らしい出会いがあなたのことを待っています。
乕谷)私はLFAで、様々な子どもたちと出会ってきました。現場で出会う子どもたちには一人一人に魅力があり、一方で1人で解決するにはあまりにも難しい困難を抱えているのも事実です。そんな子どもたちと向き合うことは決して簡単ではありませんが、現場で考えたこと・感じたことすべてが私の人生を変える経験となっています。LFAで、本気で子どもたちの人生と向き合う仲間と共に、子どもたちの人生に寄り添ってみませんか?あなたと子どもたちの出会いが、それぞれの人生が変わるきっかけになると信じています。
いかがでしたでしょうか。この記事をご覧になって、「LFAでインターンしてみたい!」と思った方は是非エントリーお願いします。
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