こんにちは！経営企画室インターンの佐々木です。今回の記事では、昨日、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ様のオフィスを利用させていただき実施した、LFA卒業式の様子をご紹介いたします。

　今年度のLFA卒業式には、30名の卒業生が参加しました。つい先日までボランティア教師として子どもたちに向き合っていた人から、数年にわたり拠点運営スタッフとして活動してくれた人、インターンとして組織を支えた人まで、独立直後からLFAを支え、多くの子どもの人生を変えてきたメンバーの門出を盛大に祝福しました。また、今年度より学生ボランティアの受け入れを開始した子どもの家事業からも、3人が参加しました。

　卒業式は、代表からのメッセ―ジに始まり、卒業生の貢献に感謝を伝えながら、「意志」についてのメッセージなど、社会に出ていく彼らを後押しする力強い言葉が送られました。その後、卒業生によるパネルトークが行われ、これまでの自分の活動を振り返る人や感謝の思いを改めて伝える人など、強い思いが溢れる時間となりました。卒業生による答辞では、関わった子どもの大きな変化やこれからの現場を担う後輩たちへの想いが語られ、参加者全員が決意を新たにしました。

　また、今回の卒業式では卒業生に対して特別な2つの贈り物が渡されました。

　1つはLearning for All のロゴとタグラインがデザインされたノートです。このノートは、LFAを卒業してもビジョンを共有し、共に「教育格差を終わらせる」ために進む仲間でいてほしいという想いが反映されたものです。
　もう一つは卒業証書に代えての「ビジョン実現シート」と「最後の賞賛シート」です。「ビジョン実現シート」は卒業生が社会に出て、5年後10年後に何を目指し、どういう人になっていたいかを記すものです。どんなフィールドに進んでもLFAが抱える問題意識を忘れることなく、自らのあるべき姿を追い求めて欲しいという意味を込めて贈られました。「賞賛シート」とはLFAの文化の1つであり、チームの仲間の良いところを賞賛するとともに、もっと良くなるところを期待を込めて伝えるものです。卒業式では「”最後の”賞賛シート」と称して卒業生のこれまでの歩みと努力に対して感謝の言葉が送られました。

　筆者も2017年1月より2年余りLFAに関わらせていただき、この3月をもってLFAを卒業します。2017年3月以降はインターンとしてボランティア採用業務に関わらせていただき、直接子どもに教える機会は多くありませんでしたが、同年代の教師・スタッフが現場で活躍している様子を聞くことがモチベーションアップにつながりました。また、現場・バックオフィスを問わず、社会課題に当事者意識を持ち、子どもや社会のあるべき姿を描き続ける皆さんと一緒に活動できたことを誇りに思います。

　卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます！4月からはそれぞれの道に進むことになりますが、貧困・教育格差のない社会の実現のため、意志を持ち続けましょう。そしてまた皆さんと、LFAでの経験や社会課題について熱く語り合える日を楽しみにしています。

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