「研修を通して、貧困課題に対する偏見が崩されました」Learning for Allのボランティア経験者インタビュー #1

インタビュー・コラム
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みなさん、こんにちは!
ボランティア採用の勝又です。

今回は、Learning for All (以下、LFA)でボランティアとして活躍している木村さんにお話を伺いました。

ボランティアの中での具体的なエピソードも交えながら、ボランティアのあれこれを語っていただきました!
LFAのボランティアを詳しく知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください!

ー簡単に自己紹介をお願いします。

木村茉白(きむら ましろ)と申します。都内の大学で心理学を勉強してます。

ー普段はどのように生活されているのですか?

休みの日は、友達と一緒にドライブに行ったり、外に出たりすることが多いです。
最近は、新しいお茶碗を求めて焼き物が有名な笠間まで行きました。
また好きなアーティストのライブに行くことが1年のうちの楽しみです。

ーLFAのボランティアに参加したきっかけは?

LFAのボランティアに参加する前に、同じくボランティア活動としてカンボジアに行かせていただきました。
その際に、都市の発展と地方の貧困を目の当たりにして、地域格差を体感しました。そこから、日本でも目に見えないところで貧困があるのではないか、と関心を抱き、調べていく中で日本にある隠れた貧困を知りました。
「何かわたしができることはないか」と調べていたときに、Instagramの広告からLFAを知り、貧困に対して手助けをしている団体があるのなら、わたしも関わってみたいなと思い参加しました。

ー事前研修の中で印象に残っていることはありますか?

研修を受ける前は、「貧困」や「支援」といった言葉が頭の中を巡っていました。しかし、実際に研修を受けてみると、貧困を抱えながらも、それぞれの強さと魅力を持って生きている子どもたちの話を聞き、とても印象に残りました。
最初は一方的に「つらい思いをしている子どもたち」という考え方をしていましたが、考え方を変えるとマイナスな面だけでなく、ポジティブな面も見えてくることを研修で学びました。
とても偏見が崩された研修だったと感じています。

ーボランティアに参加する前に持っていた不安などはありましたか?

子どもと関わる経験がほとんどなかったので、ボランティアに参加する前から不安が大きかったです。これまで身内の小さな子どもと接する程度の経験しかなく、どのように子どもたちと関わればいいのか、自分に何が伝えられるのかと悩んでいました。
研修中に「楽しんでください」と何度も言われたことで、素直に楽しみながら関わればいいのだと気づき、気持ちが楽になったことを覚えています。

ーボランティアに参加してみて、率直な感想を教えてください。

同世代とのコミュニケーションにはそこそこ自信があったのですが、子どもたちと関わるとその自信が通用しない、と感じました。
だからこそ、自分を探りながら成長する方法を模索することが面白いと感じました。答えのない対応力を磨くことのできる環境だと思っています。

ー具体的に子どもとのコミュニケーションで大変だったことはありますか?

大人はひとつのことを始めたら、それを長い間やり続けることができますが、子どもたちは、3分ほどで飽きてしまったり、突然興味を失ったりすることがありました。
「これやろう」と言われて一緒に始めた遊びも「やっぱりいいや」という気持ちになったり、別のことをしたがることもありました。
そのときは何かを続けるように声をかけるのではなく、子どものやりたいことを尊重して、ときに新しいことを子どもから学びながら、子どもたちの行動に身を任せて遊んでいます。

ー活動の中で楽しかった出来事はありますか。

うまく馴染めなかったり、少しトラブルがあった子とすんなり仲良くなれたときに、嬉しく感じました。気まぐれかもしれませんが、自分を受け入れてくれるかどうかをドキドキしながら待っていた感覚がありました。何も知らない自分に対して、突然あだ名をつけてくれたり、関わることを許してくれたように感じて、本当に嬉しく思いました。

ーどんな学生にこの活動をおすすめしたいですか?

自分にできることを探してみたい人や、自分の強みを見つけたい人におすすめしたいです。実際にわたしも活動を通して、自分がそれまで意識していなかった行動や能力を評価されたとき、自分でもそういったことができるんだと気づくことがありました。
教育学部の人や、将来子どもと関わりたいと考えている人でなくても参加しやすい活動だと思います。子どもとの関わりがメインではあるけれど、同年代との交流も多い環境だと思います。
自分自身について考える時間も多かったので、今自分が何を目指しているのか分からない人にとっては、新しい自分を見つけるきっかけになるのではないかと思います。

本記事では、ボランティアの木村さんにお話を伺いました。
実際に子どもに向き合った体験談や、そこで得たものなどが参考になっていたら幸いです。

「LFAでボランティアをするか迷っている」という方、わたしたちボランティア採用チームは皆さまのご参加を心よりお待ちしております!

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