【活動レポート】子どもを守り、支える人も「支える」

イベント・活動説明会
活動レポート_メンタルヘルスサポートについて

Learning for All (以下、LFA)コミュニティ推進事業部です。
私たちは寄付者の方をはじめ、LFAの活動に興味関心を持ってくれる企業やメディアの方々に私たちの仲間になってもらうべく日々活動の発信や、イベント開催などを中心に行っています。

今回はコロナ禍によって影響を受ける子どもや、その子どもたちを支える大人たちの”メンタルヘルス(心の健康)サポート”に関するLFAの取り組みをご紹介します。

コロナによるメンタルヘルスへの影響

3年目に入った新型コロナウィルスとの生活。
感染の波が押し寄せてはひいて、また押し寄せる-先が見通せず、その影響が長期化して、子どもたちや困難な状況にある家庭への影響が深刻になっています。

突然の学校の休校に始まり、黙って給食などを食べる「黙食」、遠足や運動会などの行事の中止に縮小、部活動の停止など、子どもたちの学校生活は大きく変わらざるを得ませんでした。また、仕事や収入の減少など、困窮を極める世帯も増えています。そして、子どもに限らず、すべてのひとがコミュニケーションの制限を受け、メンタルヘルス(心の健康)にも影響を受けています。

Learning for All が運営する拠点でも、コロナ禍でメンタルヘルスのサポートが必要な子どもたちが増えており、その困難度合も複雑さや厳しさが増しています。

子どもを見守り続けるしくみ

子どもたちと日々接する中で、子どもたちの変化やSOSを見逃さないよう、Learning for All では、新たに「見守りチェックシート」を開発。子どもたちの様子や言動などを、7のカテゴリー・49項目に基づいて継続的に観察し、その内容を職員間で共有しています。細心の注意を払って、心理面や発達面で気になる子どもたちを観察し、臨床心理士のアドバイスを受けながら、サポートしています。

見守りシートの一部 (※具体的な内容は公開できません)

子どもたちごとに直面している困難は異なり、ひとりひとりにあったサポートが求められます。保護者と面談をする、または関連機関や行政などと連携して対応するなど、緊張が続くケースや緊急性が高い対応を求められることもあります。

支える人を「支える」臨床心理士との面談

こうした対応にあたる職員は、対応や判断に迷ったり、悩み続け、自身のメンタルヘルスに影響を受けてしまうこともあります。

子どもを直接支えている職員を「支える」-そのために、Learning for All では、毎月1回、 職員と臨床心理士の個別面談を行い、職員のストレスマネジメントを行っています。1対1での面談を通じて、子どもの対応で職員が感じる不安やストレス、衝撃などへの対処を学び、自分で自分の心を回復していける力、いわゆるレジリエンスを身につけることを目指しています。

面談を受ける職員からは「自傷行為の吐露など対応に困るような内容の吐露を子どもから受けることが増えている。心理士に相談することができるので安心して支援を行うことができる。」「子どものことで頭がいっぱいになっている自分を俯瞰して捉え、安心安全を感じることができた。」といった声が寄せられています。

ボランティア教師と学ぶ子どもたち(※本文とは直接関係がありません)

コロナ禍が長期化する中でも、切れ目なく、子どもたちを支援するには、子どもたちを「支える」職員自身のメンタルヘルスが保たれていることは、きわめて重要です。心の専門家である臨床心理士のアドバイスを受けながら、今後も、子どもたちへの支援を行っていきます。


LFAでは皆さまよりいただいた温かいご支援を、子どもたちが勉強や日常生活を身に着け、社会に羽ばたくための支援資金として使わせていただいております。
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