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私たちについて

ABOUT US

ミッション

九九が解けない中学生がいた。
家で勉強をすると怒られる女の子がいた。
1日で給食しか食べていない児童がいた。
でもそれは、子どもたちのせいではなかった。
貧困の再生産、一人親世帯の増加、
地域格差・・・
他にも様々な社会課題が、
子どもたちに不利を
押し付けていることがわかった。

支援をはじめて私たちは、
「機会」と「期待」を与えれば子どもたちは
前向きに成長し、
可能性を見出すことを知った。
課題を乗り越え、自分の力で人生を
切り開いていく生徒の姿に希望をもらった。
そしてなによりも、この支援の必要性を実感した。
すべての子どもには可能性があり、
幸せに生きる権利がある。
社会課題の本質的解決のためには、
これからも支援を続けなければならない。
私たちLFAは子どもたちの人生を変え、
社会を変える変革者です。

MISSION

Learning for Allは
すべての子どもたちが自分の可能性を信じ、
自分の力で人生を切り拓くことのできる
社会の実現を目指します。

そのために、

  1. 子どもの人生が変わる現場作り
  2. 人材育成
  3. 普及啓発・アドボカシー

を行っていきます。

1.子どもの人生が変わる現場作り

学習や生活面、発達に困難を抱えた子どもたちが、自立するために必要な力をつけるために、質の高い学習機会・育ちの場を提供しています。

自立するための力を育てる

学習支援事業

地域や学校と協力して「学習支援拠点」を設置。
厳しい研修を受けた大学生教師たちが、子どもたち一人ひとりと向き合って勉強を教えています。

安心できる居場所をつくる

子どもの家事業

子どもたちにとって安心して過ごせる”第三の居場所”を提供。
ここでは学習支援だけではなく、夕食の提供や生活習慣の改善など、包括的なサポートを行っています。

【今後の展望】

私たちは上記の活動を通し、どんな困難な状況にある子どもでも、その子に合った適切な学習機会や方法を提供すると必ず成長し、前を向けるようになるという確信を得ました。

一方で、「もっと早く出会えていたら」と思う子どもたちがいることも事実です。

学習以前の「生活習慣」「愛着形成」「認知能力形成の土台となる発達」などに遅れがある子どもが多く、学習支援のみならず、より幅広い支援を、より低年齢から、家庭を巻き込んだ形で実施する必要があります。

しかしまだ、そうした子どもたちへの包括的な支援は、量質ともに圧倒的に不足している状況です。

私たちは今後、LFAが続けてきた質の高い学習支援のノウハウを全国に広げていくだけでなく、困難な状況にある子どもたちに、「見つける」「繋げる」「支援する」という3つのステップで寄り添い続け、自立を支援していきます。
この仕組みを「子ども支援の生態系モデル(仮称)」と名付け、日本の当たり前にしていきます。

「子ども支援の生態系モデル(仮称)」システムの3ステップ
子ども支援の生態系モデル(仮称)子ども支援の生態系モデル(仮称)

2.人材育成

人材育成

LFAは、社会課題を解決するアクションを取るチェンジメーカーを育成・輩出し、子どもたちの権利が保証され、子どもの貧困やそれに伴う困難が生まれない社会への変革を目指します。

3.普及啓発・アドボカシー

普及啓発・アドボカシー

支援の現場で培った経験に基づいて、積極的な政策提言を行っていきます。また、子どもたちの直面している困難を広く世の中に問題提起。支援の必要な子どもたちが決して見過ごされない日本社会の実現を目指します。

代表メッセージ

代表理事 李 炯植(り ひょんしぎ)

特定非営利活動法人 Learning for All 代表理事
李 炯植(り ひょんしぎ)

東京大学在学中、認定非営利活動法人Teach For Japanの一事業であったLearning for Allに参画し、常勤職員として全国の学習支援事業の統括業務に従事。その後、特定非営利活動法人Learning for Allを設立、同法人代表理事に就任。「全国子どもの貧困・教育支援団体協議会」幹事。

設立経緯

私自身、生活困窮世帯が多い地域に生まれ育ち「格差」 や「貧困」を目のあたりにして生きてきました。登下校中に路上生活者の方が凍死して運ばれるのを目にすることもありましたし、複雑な家庭環境で育つ友人や、経済的な要因で希望する進路が叶わず、夢を諦めないといけない同級生も多くいました。「可能性があるにも関わらず、生まれた地域や家庭環境で人生が制限されている人がいる」ということを、幼い頃から強く実感してきました。
その後、大学では、地元とは正反対の世界を目にすることになりました。私の通っていた東京大学には、世帯所得も文化資本にも持ち合わせた人が多く、日本にも「階層」があることを知ったんです。課題の現場をリアルに知る自分だからこそ「子どもの貧困」という社会課題の解決に取り組むべきだと思い、Learning for All の活動を始めました。

LFAの教室に通う子どもたちについて

勉強したくても家庭の経済的な理由で塾に通えなかったり、大きな学習遅延を抱えて進学が危ぶまれる子ども。過去のDVやネグレクトなどにより、精神的な困難を抱えている子どもなど、問題は様々です。
しかし、どんな困難を抱えた子どもたちにも必ず可能性が備わっていると、私たちは信じています。その子に応じたペースで学習を進めれば、成績は必ず良くなっていきます。自分の将来を前向きに考えられなかった子どもたちが、私たちの教室の中で少しずつ前向きに変わっていく姿を見ると、あらためてこの支援の必要性を感じます。

活動をはじめた最初の頃の現場づくりについて

教師が子どもの志望校を把握していなかったり、そもそも都内の受験制度を知らない。また、学力テストの分析ができないスタッフがいたりと、当時の現場は今と比べると全く整っていない状況でした。なのでもう、無我夢中でやりましたね(笑) その原動力はもちろん、整っていない現場への課題意識もあったのですが、子どもたちに真摯に向き合っていたボランティア教師たちがいたので、組織が悪いと言うのではなく、自分が積極的に動いて改善していけばいいと思ったんです。
だから教室の責任者になって地元の塾の先生を紹介してもらい、都内の受験に関する情報を教えてもらったり、研修や採用の仕組みを整えたり、時には区役所のケースワーカーさんを訪問して、支援が必要な地域や生徒の集め方について相談し、地域の方との関係も少しずつ築いていきました。

活動を続ける中で新しく見えてきたビジョン

私たちは時々、学習以前の問題を抱えている子どもたちに出会うことがあります。著しい基礎学力の欠如や、発達の遅れを抱えている子どもたちです。そういう子どもたちにはもっと早くに出会い、サポートする必要があります。そのために私たちは、2016年から「子どもの家事業」を始めました。加えて、より低年齢の子どもたちを学力以外の面からもサポートし、保護者支援もセットで行う個別支援モデルも始めました。
少しずつですが確実に、支援の幅が広がってきています。そしてこのモデルの発展形として今後取り組んでいきたいのが「子ども支援の生態系モデル」です。生まれや育ちに関係なく、すべての子どもが学びと自立を保証されるコミュニティの形成を目指して、日々活動と研究を続けています。

大学生へのメッセージ

LFAでの経験は、自分を見つめ直し改めて学び直す機会になります。また徹底的に研修を行うので、課題解決力や状況把握能力など、社会人に求められる基本的なスキルも身に付きます。
子どもや教育に興味がある方にも是非、来ていただきたいです。「知る」事と「実際に経験する」という事は違います。LFAに参加すれば嘘のない、課題と向き合う本当の現場を経験できます。

寄付者の方へのメッセージ

現在ご寄付をいただいている皆さま、 本当にありがとうございます。皆さまのご支援のおかげで、LFAは日々の活動を続けることができています。今後とも変わらぬご支援をいただけますと幸いです。
これからご寄付を検討いただける皆さま、 皆さまの継続的な支援が、子どもたちの学習機会の拡大に繋がります。私たちと一緒に「子どもの貧困」という課題に取り組む仲間になっていただけますと幸いです。