LFAについて

Mission

子どもの貧困に、 本質的解決を。

子どもたちが苦しんでいます。 今この瞬間も、経済的に豊かと言われるこの国で、 私たちが思うより遥かに多くの子どもたちが。 貧困、虐待、発達障害、いじめ、
社会的マイノリティなど、 生きづらさを抱える子どもたち。
その現実をどうか知ってください。 「安心」を奪われている。 「努力を信じられる環境」を奪われている。 「自分自身の可能性に気づく機会」を奪われている。 そこでは、諦めが日常化してしまっています。 2010年、学習支援からスタートした
私たちLearning for Allは、 現場の経験から、この問題を解決するには 「学び」を支えるだけでは足りないと
確信するに至りました。 現在では、一人の子どもが自立するまで、 地域で連携して幅広くサポートできるモデルを構築。 全国へ広げるとともに、法・制度を変え、 子どものあらゆる「貧」と「困」をなくす
社会をつくろうとしています。 今目の前にいる子どもに、どこまでも寄り添うこと。 社会の仕組みそのものを、本気で変えていくこと。 そのどちらが欠けても未来はつくれない。 私たちは、志を同じくする
全ての人たちと力をひとつにし、 本質的解決を実現していきます。

Values

Children First 「子ども主語」で考えつづける

Change for All 本質的解決のために変わりつづける

Inspire for All 関わる人ぜんぶに学びの機会をつくる

Collaborate for All つながって、いっしょに創る

代表メッセージ

認定特定非営利活動法人 Learning for All 代表理事 李 炯植(り ひょんしぎ)

1990年、兵庫県生まれ。東京大学教育学部卒業。東京大学大学院教育学研究科修了。2014年に特定非営利活動法人Learning for All を設立、同法人代表理事に就任。これまでにのべ11,800人以上の困難を抱えた子どもへの無償の学習支援や居場所支援を行っている。全国子どもの貧困・教育支援団体協議会 副代表理事。2018年「Forbes JAPAN 30 under 30」に選出。2022年「内閣官房のこどもの居場所づくりに関する検討委員会」の検討委員に選出。

設立経緯

私自身、生活困窮世帯が多い地域に生まれ育ち「格差」 や「貧困」を目のあたりにして生きてきました。登下校中に路上生活者の方が凍死して運ばれるのを目にすることもありましたし、複雑な家庭環境で育つ友人や、経済的な要因で希望する進路が叶わず、夢を諦めないといけない同級生も多くいました。「可能性があるにも関わらず、生まれた地域や家庭環境で人生が制限されている人がいる」ということを、幼い頃から強く実感してきました。 その後、大学では、地元とは正反対の世界を目にすることになりました。私の通っていた東京大学には、世帯所得も文化資本にも持ち合わせた人が多く、日本にも「階層」があることを知ったんです。課題の現場をリアルに知る自分だからこそ「子どもの貧困」という社会課題の解決に取り組むべきだと思い、Learning for All の活動を始めました。

活動の広がり

一番初めに取り組んだ学習支援では、学校での勉強につまずきを抱えた子どもたちを対象に、自身のつまずきや得意・不得意、それぞれの学習スタイルに合った効果的な学習機会を無償で提供することで、学校での試験の点数向上と、希望する高校への進学を実現し、子どもたちが変わるきっかけを提供してきました。 数多くの子どもの「成功体験」作りに寄与してきた一方で、より低学年からの支援が必要な子どもたちの存在に気づき、2016年からは「居場所支援」を行う拠点をオープンしました。居場所支援の拠点では、様々な事情から学校や家庭で安心して育つことができない子どもたちに対して、他の子どもとめいいっぱい遊んだり、栄養バランスのとれた温かいごはんを食べたり、歯を磨いたりするような、彼らが将来必要とされる”当たり前”のことに安心して取り組める環境を提供してきました。 そして居場所支援を行うようになって改めて、子どもたちが抱えている問題は決して経済的貧困だけではなく、「つながり」「学びの環境」「育ちの環境」の喪失が複雑に絡み合う中で、子どもたちが将来自立するための成長機会を失っていることだと確信しました。そこで私たちは現在、1人の子どもが生まれてから自立していくまでの1つの生活圏に、すべての支援・機会がそろう、困難を抱えた子どもたちへの包括的支援モデルの構築に着手しています。

これまでの歩み

表彰
  • 東京都「北区改革プランベスト1」受賞(ʼ11)
  • 第5回エクセレントNPO大賞受賞(ʼ18)
  • Forbes JAPAN 30 under 30に選出(ʼ18)

活動拠点

※2021年4⽉時点

パートナーズ

子どもの貧困を本質的に解決するためには、
Learning for All の力だけでは 不十分だと考えています。 そのため、私たちは、企業、自治体、
個人サポーターなどの力を借り、 ともに本質的な課題解決を目指しています。

サポーター企業/団体の皆さま

下記をはじめとする企業様・団体様より、
寄付・助成金をいただいて活動させていただきました。 また、企業サポーター様からは、金銭的な寄付のみならず、
イベントや体験の機会の提供、物資のご寄付等、
様々な形でご支援いただきました。

  • Goldman Sachs Japan
  • 三菱UFJグループ
  • ウエリントン・マネージメント・ジャパン
  • ステート・ストリート
  • AAGP
  • カーライル
  • 日本オラクル
  • Alliance Bernstein
  • Dr. Martens Foundation
  • ウィルシード
  • プロジェクト希望
  • クロスフィールズ
  • 株式会社ナレッジワーク
  • GO
  • KDDI
  • Cas capital
  • ECナビ
  • ALL DIFFERENT
  • 三菱地所
  • サノフィ
  • Deutsche Bank Group
  • ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社
  • JANPIA 休眠預金活用事業
  • JVPF
  • サントリー
  • 株式会社スクロール
  • コープデリ
  • NEWONE
  • イデアル
  • 公益財団法人 日本財団

スタッフ紹介

主なメディア掲載

2021年1⽉ ⽇本経済新聞 朝刊

1⽉20⽇(⽔)発刊の⽇本経済新聞 朝刊「Game Changer-挑戦者たち-」にて、代表 李のインタビューが掲載されました。

2021年5月 NHKスペシャル 「ビジョンハッカー〜世界をアップデートする若者たち〜」

5月16日放送の番組内で代表 李を中心に、困難を抱えた子どもたちを直接支援する活動から、「子どもの貧困」を本質的に解決しようと政策提言する活動まで、番組内で大きく取り上げられました。

2021年6⽉ TBS「あさチャン!」

6月10日(木)に放送したTBS「あさチャン!」の番組内コーナー「SDGsな未来へ」にて、LFAの活動が特集されました。

2021年8月 ビジネス・インサイダー・ジャパン

8月9日より「ビジネス・インサイダー ジャパン」の連載「ミライノツクリテ」というコーナーに、代表 李のインタビューが全4回で掲載されました。