「#はじめての寄付」キャンペーンが終了しました
「欲しい未来に、寄付を贈ろう。」を合言葉に、毎年12月に行われる寄付月間に合わせて開催した「#はじめての寄付」キャンペーン。
寄付者の方々の素敵な一歩=「はじめての寄付」をした時の想いやエピソードを発信することを通して、寄付でできることやその意義を広く社会に伝え、またこれまで寄付をしたことが無い方にとっての「はじめての寄付」の機会が生まれることを願ってスタートしたこの企画は、本日12月31日をもって終了しました。
ご寄付やアンケート投稿、シェア等で応援してくださった皆様、ありがとうございました。
期間中に募ったアンケートでは17名の方がご回答くださいました。
どの回答も素敵で、かつ考えさせられるものばかりで、毎日アンケート集計を確認するのが私にとっても楽しみな時間でした。
LFAのSNSアカウントから全投稿をご覧いただけるので、是非今からでもご覧ください。
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そして、期間中には、アンケートに回答くださった中から2名をお招きし、ご自身のはじめての寄付について語っていただくイベントも開催しました。
「やってみてもいいけど、なかなか踏み出せない」という寄付未経験の方から、「他の寄付者はどんな気持ちで寄付をしているんだろう」と気になったというLFAのサポーター様まで、さまざまな理由で本キャンペーンに興味をもってくださった方々にご参加いただきました。
お一人目には、2019年からLFAのマンスリーサポーターとして継続的にご支援いただいている方に登壇いただきました。LFAのサポーター歴も3年以上と長期間ですが、実はこの方、38歳頃から20年以上もあしなが育英会に寄付されているという、まさに寄付のベテラン。
はじめて寄付をした時のエピソードとして、交通遺児の支援をしている団体の活動について、街頭で演説をしていた青年の姿と話に心を打たれたお話しをしてくださいました。
「子どもたちが、置かれた環境に左右されず健やかに過ごせること」という願いに加えて、今でもはじめて寄付をするきっかけになった出来事を鮮明に覚えていて、子どものみならず、課題解決に取り組んでいる人を応援したいという気持ちでも寄付を続けているとお話しいただきました。
「未来の寄付者に向けて一言!」という問いには、「一滴の水も集まれば希望の水になる。人一人の力はわずかだが、集まってうねりを作っていくと信じている。」という力強い言葉をいただきました。
お二人目は、NPOを応援するメディアを運営され、また禁酒日数×500円を毎月共感した非営利団体やご自身がプロボノ活動をされている団体に寄付するという取り組みをされている方に登壇いただきました。
寄付やプロボノに興味を持ったきっかけは、「転勤により単身赴任となり時間ができて、何かやってみよう思っただけ。本当にたまたまだった。」そうです。
ですが、上述したように、並々ならぬ行動力により寄付以外にもさまざまな形で社会課題に関わっておられる方らしい、「寄付は誰かの役に立ったという気持ちよりも、自分自身に何か目に見えない”チカラ(価値)”を与えてくれたと感じています。迷ったら、まずはやってみてはいかがでしょうか。」という、前向きなコメントをいただきました。
その言葉に背中を押され、実際にイベント後にマンスリーサポーターに登録してくださった参加者の方もいました。
寄付が当たり前になる社会、誰しもが自然と支え合うことのできる社会の実現に少しでも貢献できればと思い立ち上げたこの企画ですが、期間を通して感じたことは、寄付してくださっているひとりひとりにこれだけのエピソードがあり、そのどれもが素敵な、かけがえのない贈り物であるということでした。我々のようなNPOは、そのひとりひとりの想いを託されているんだということを改めて気付かされる機会となりました。寄付を広めるために企画したはずの私たちが、逆に励まされ、パワーをもらったキャンペーンとなりました。
寄付月間は終了しましたが、引き続き、社会課題を解決する仲間として、皆様とともに歩めればと思っております。
これからも、LFAを、また寄付活動を気にかけていただけますと幸いです。