Learning for All の支援拠点に後藤厚生労働大臣が来訪されました

活動レポート
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11月5日(金)、後藤茂之(ごとう しげゆき)厚生労働大臣が視察のためにLearning for All (以下、LFA)が運営する中高生向けの居場所事業拠点に来訪されました。
視察の様子は下記厚生労働省のHPからもご覧いただけます。

児童相談所や子育て支援施設などの視察(厚生労働省 公式HPより)

https://www.mhlw.go.jp/stf/photo/2021/11/ph1105-01.html

後藤大臣は中高生向けの居場所事業拠点にて子どもたちと直接会話をし、「この拠点がどんな存在なのか」「どんな拠点があったら良いのか」などの話をしたほか、音楽が好きな子どものピアノ演奏に耳を傾けるなど、積極的に子どもたちと交流する様子が見られました。
さらにLFA代表 李と、今回後藤厚生労働大臣が来訪した居場所事業拠点のマネージャー、現場職員の3人と意見を交わしました。

意見交換の中で大臣は、
「LFAが子どもたちへの居場所づくりに至った経緯」
「支援が必要な子どもたちがよりハイリスクな状態に陥らないために重要な支援とは何か」
という質問や、現場で子どもたちと向き合う職員へ
「家とも学校とも違う”居場所”の存在が子ども達や家庭に与える影響として、何か実感されていることはあるか」
などの質問を投げかけました。

その意見交換の中でLFAはコロナ禍で虐待件数が増えていることを挙げ、虐待を防ぐために地域との連携がとても重要であり、同時に子どもたちが気軽に来れて安心出来る居場所が必要だと訴えました。加えて、専門的なケアが出来る人の必要性を伝えたうえで、LFAでは団体内でソーシャルワーカーを雇い、運営に取り組んでいることもお伝えしました。

厚生労働省のHPでも後藤大臣は下記のように述べており、子どもたちの居場所の重要性について関心を寄せられていました。

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「NPO法人Learning for All では、いろいろな境遇にある子どもたちがお互いに良い影響を与え、また、その子たちを大人が支えていく。こうした居場所を作っていくことが大事だと思いました。」

(厚生労働省HPより)

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LFAでは今後も子どもたちが安心して過ごすことのできる居場所を提供して参ります。

そして、すべての子どもたちが生まれた地域や家庭環境に関わらず、自分たちの本来持つ可能性を輝かせて自立していける社会を目指して、これからもLFAは活動して参ります。


LFAでは皆さまよりいただいた温かいご支援を、子どもたちが勉強や日常生活を身に着け、社会に羽ばたくための支援資金として使わせていただいております。

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