「何も行動を起こしていない自分がいることに気づいて参加を決心しました」Learning for Allのボランティア経験者インタビュー

インタビュー・コラム
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みなさん、こんにちは!
ボランティア採用の勝又です。

今回は、Learning for All (以下、LFA)でボランティアとして活躍している福田さんにお話を伺いました。

LFAのボランティアに参加したきっかけや、活動を通して気づいたことについて具体的なエピソードも交えながら、ボランティアのあれこれを語っていただきました!


LFAのボランティアを詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください!

 

ー最初に自己紹介からお願いします!

はじめまして。福田凜佳(ふくだりんが)です。

現在大学3年生で、大学では行政に関わることを勉強しています。

 

サークルは、1年生の時は競技ダンス部に所属していました。

しかし、サークル以外にも大学生のうちにやってみたいことが多く、両立が難しかったことから今は辞めており、ちょうど就職活動に向けて動き出したところです。

趣味は、自宅のリビングに置いているアレクサと大熱唱をすることです(笑)。

 

ーLFAのことを知ったきっかけは?

子どもに関するボランティアをしたいと思い、ネットで調べたところ見つけました。

次第にInstagramの広告でも見かけるようになり、詳しく調べていくと「自分のやりたいことと近い」と感じて、ボランティアに参加してみようと思いました。

 

ー子どもに関するボランティアに興味を持った理由は?

中学生くらいの頃に、ニュースで子どもの虐待や自殺などを見た際、「なぜ周りの大人は助けてあげられなかったんだろう」と疑問を持つことがあったんです。

そこから、困っている子どもに何かしたいという漠然とした思いを持っていました。

しかし、いざ自分が大学生になったときに、「わたしも結局何もしていないのではないか」と思うようになりました。

困っている子どもたちがいることを知っているのに、何も行動を起こさない自分がいることに気づき、子どもに関わるボランティアに参加してみたいと思うようになりました。

現在、公務員を目指して勉強をしているのですが、それも困っている子どもに何かしたいといった思いに関係しています。根本的に制度を変えられるという点で、将来は公務員として子どもたちを支援できればと考えています。

ーLFAの第一印象はいかがでしたか?

まずは、ボランティアへの研修が充実している点に驚きました。

子どもへの支援は大前提ですが、活動を通して自分自身の学びが得られる点が意外だと感じたポイントです。他のボランティア団体にはあまりない、LFAの特色だと思います。

また、拠点での活動も、子どもの支援をする時間とは別に自分と向き合う時間・振り返る時間がとても大切にされていました。こうした点からも子どもがメインではあるものの、自分のことも大切にして良い活動なのだと感じました。

ボランティアのわたしたちが自分を大切にすることで、結果的に子どもも安心して過ごすことのできる空間になっているのだと思います。

 

ー活動を通して、自分に対する新たな気づきはありましたか?

自分が思っているよりも、子どもと関わるときに緊張している自分に驚きました。

普段は、誰にでもリラックスして接することができるので意外に感じました。

緊張してしまった要因として、活動初期はボランティアとして「やらなければいけないこと」を強く意識しすぎていたことが大きかったと思います。

「こうしなければいけない」という思いに囚われ、子どものやりたいこと・思いを蔑ろにしてしまい、うまくコミュニケーションが取れていませんでした。

拠点のスタッフや他のボランティアとの振り返りの時間を通して、今は自分が理想としているボランティアの姿に少しずつ近づいている実感があります。

 

ーLFAのボランティアを通して、どんな学びが得られましたか?

先述の通り、自分と向き合う時間が多かったので新しい価値観を発見することができました。

それは「自分の無力さを知ることは大切」ということです。

一見、ネガティブに聞こえてしまうと思うのですが、わたしにとってはポジティブな価値観として受け入れています。

例えば、他のボランティアの考えを聞いたときに「その視点は自分には全くなかった」、「この子のこういうところ素敵だな」と発見する度、知らなかった視点を得たり、視野が広がったりする感覚がたくさんありました。

自分ができていなかったことや、足りていないことを知ることで新しい何かを得ることができるという点で、自分の無力さを知ることは大切だと感じるようになりました。

 

ーポジティブ思考ですね!最初からそのように考えることができたのですか?

LFAではさまざまな研修を通して言語化する機会が多かったのですが、言語化する中でネガティブな自分を受け入れられるようになりました。

言語化してみると、そんなに落ち込むことではないと客観的に物事を捉えられるようになった気がしています。

もともとポジティブ思考というわけではないです(笑)。

 

ーLFAの活動をどんな人におすすめしたいですか?

子どもを取り巻く環境を変えたいと思っている方には必ず参加していただきたいです。

また、自分を知る機会や向き合う機会が多いため、自分自身を知りたい・変えたいといった想いを持つ方にもぜひ参加してほしいなと思います。

きっと新しい価値観に出会えると思います。

 

本記事では、ボランティアの福田さんにお話を伺いました。
実際に子どもに向き合った体験談や、そこで得たものなどが参考になっていたら幸いです。

「LFAでボランティアをするか迷っている」という方、わたしたちボランティア採用チームは皆さまのご参加を心よりお待ちしております!

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