【イベントレポート】基金採択団体向けに「LFAのファンドレイズ研修」を実施しました
「ゴールドマン・サックス 地域協働型子ども包括支援基金(以下、本基金)」にて採択された子ども支援団体の伴走支援を担うLearning for All(以下、LFA)は、採択団体が活動の中で得たノウハウや学びを団体間で共有したり、互いの知恵を出し合いながら課題解決に共に取り組みたいという思いのもと、研修などの学び合いの機会を作っています。
※本基金の詳細は記事の最後をご覧ください
その取り組みの一環として、本基金採択団体の職員の方を対象に”活動を継続していくための資金調達”に関する研修を先日実施しました。
研修には各団体の代表や、資金調達を担当している職員の方など、約30名の方にご参加いただきました。
1人でも多くの子どもたちに継続的に支援を届けるために、LFAがこれまで取り組んできたことを資金調達の側面から振り返り、さまざまな事例や学んだことをお伝えしました。
研修の質疑応答の時間には、
「企業のアポイントメントをとるために、どのようなことを実践していましたか」
「活動を継続していくために”資金(=寄付)が必要”と伝えるときには、どのようなことを工夫していますか。」
など日々の活動の中で困っていることや知りたいことなど多くの質問をいただき、LFAの事例をもとにお答えしました。
LFAの資金調達の事例については、「こども支援ナビ」の記事でも紹介しています。
【記事リンク】
実践から学んだサポーター集めのポイントーNPO法人Learning for All の事例―
企業寄付をいただくためにしていることーNPO法人Learning for All の事例ー
▲オンライン研修時の様子
研修の参加者からは、
「研修で紹介されていたLFAの事例のなかで、自団体でやってみたい、できそうだと思ったことを、一つでも実践して資金調達の活動を前進させたいと思いました」
「自団体らしさを大切にしながら、同時に自分たちの行動や施策を必要以上に制限してしまっていないかを振り返るのは大事だと気づきました」
などの感想がありました。
LFAのナレッジや事例を通じて、子ども支援に取り組む他団体の活動の役に立つことが出来ていれば嬉しく思います。
これからもLearning for All では、「ゴールドマン・サックス地域協働型子ども包括支援基金」を通じて、子どもたちを支える実践者と繋がり、学び合うような関係を全国で作っていきたいと考えております。
■基金公式HP
https://learningforall.or.jp/gschildfund/
■NPO法人 Learning for All 公式HP
https://learningforall.or.jp/
■「ゴールドマン・サックス地域協働型子ども包括支援基金」について
LFAは2014年の活動開始から困難を抱える子どもや家庭に向き合う中で、既存の子ども支援政策やNPO等の支援だけでは子どものニーズを質量ともに満たすことが難しいと考えてきました。そこでLFAがモデルづくりを進めてきた「地域協働型子ども包括支援」のノウハウをもとに、全国で同じように子ども支援に関わる団体の活動を応援・推進したいと思い、ゴールドマン・サックス様、パブリックリソース財団様のご協力を得て、「ゴールドマン・サックス地域協働型子ども包括支援基金(以下、本基金)」を発足しました。本基金は全国で子ども支援を行う団体へ、資金と研修や伴走支援などの非資金的でもサポートをする助成プログラムとなります。