【現場からのストーリー】ラコステジャパン様のオフィスでコーディネート体験をしました

活動レポート
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11月下旬、Learning for All(以下、LFA)が運営する学習支援拠点に通う中学生6名が株式会社ラコステジャパン様(以下、ラコステジャパン様)の本社を訪問し、コーディネートの体験活動を行いました。

2021年度からLFAをご支援いただいているラコステジャパン様ですが、子どもたちに向けたイベントの実施は初めての取り組みでした。

コーディネート体験のアドバイスをくださったのは、ラコステジャパンのVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)部門にて、商品のディスプレイや店舗の雰囲気作りをご担当されている社員の皆様。

まずは、自己紹介ゲームからスタート。
ゲームを通じて好きなことや趣味について社員の皆様と語り合いました。

その後、ラコステジャパン様の企業紹介を受けました。
ラコステの歴史や、どのようなことをしている会社なのか、どんなことを大切にしているのかについて、クイズを交えて分かりやすく教えていただきました。


【写真】お仕事紹介では、お客さんにお店を知ってもらい、商品を買ってもらい、お店のファンになってもらう、などといったマーケティング課題についてパン屋さんを事例に考えました

次はいよいよコーディネート体験のワークショップです。
まず、ラコステジャパンの社員の方から、コンビニエンスストアを例に例えて、どのような配置だったら一番商品を手に取りやすいかなど、商品陳列の具体的なレクチャーを受け、以下の体験活動を実施しました。

①グループに分かれてオフィスにある商品を陳列してみること
②一緒に参加したLFAの学生スタッフのコーディネートを考えて商品を着せてみること。

レクチャーを受けた子どもたちは早速ラコステの商品を手に取り、「どんなときに着る服にしようかな?」「この色合いはどうかな?」などと考えながら、商品を選んで陳列しました。


【写真】子どもたちが各々に工夫して、きれいに陳列することができていました。

子どもたちは選んだ商品を手に取りながら、「これだと似合うかな?」「この組み合わせはどうかな?」など意見を出し、モデルとなるLFAの学生スタッフに商品をあてがいながらコーディネートを考えました。

そして、LFAの学生スタッフは子どもが提案したコーディネートを披露しました。
ロゴの見せ方やアイテムの持ち方に至るまで細かい指示を出した子どももいました。

披露の際には子どもから、どのような点を工夫したかの発表も行いました。
「普段あんまりしていなさそうなスタイルを敢えて選んでみた」「色の使い方に統一感を持たせた」など工夫したポイントがたくさん出てきました。


【写真】子どもたちの考えたコーディネートを披露するLFAの学生スタッフ。モデルになった本人も楽しそうです

ラコステジャパンの社員の皆様もコーディネートの出来栄えに驚いた様子。
最終的に、どのコーディネートが一番良かったか審査を行い、そのコーディネートを考えた子どもにはラコステジャパン様よりかわいいキーホルダーのプレゼントがありました。

最後に、ラコステジャパン様のオフィスの中の見学を行いました。
服のデザイン制作の様子を見ることができたり、普段なかなか見ることのできないお仕事の様子を体験することができ、子どもたちにとって新しい発見がありました。

今回のイベントを通じて、子どもたちが社会に出て働くイメージが膨らむ経験を届けるということ。
LFAとラコステジャパン様がともに考えた企画のねらいが、子どもたちにも届いたようでした。

ラコステジャパンのみなさま、ありがとうございました!