「子どもたちが夢を諦めなくてもいい社会をつくりたい」採用インターン生がLFAについて語ってみた。

インタビュー・コラム
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みなさん、こんにちは!
ボランティア採用チームの勝又です。

今回は、Learning for All(以下、LFA)でボランティア採用インターンとして活躍している照井さんにお話を伺いました!

ボランティアとして、これまで複数回のプログラムに参加することでLFAに関わり続けてくれている照井さん。今年から、採用インターンとしても活躍しています。
ボランティアに参加したきっかけや感想、採用インターンとしての意気込みについて語っていただきました。

ーまずは、自己紹介をお願いします!

ボランティアの採用インターンをしております、大学4年生の照井海羽(てるい みはね)と申します。
本日はよろしくお願いします!

ーよろしくお願いします!大学ではどのようなことを学んでいるのですか?

総合政策学部で、国際協力ゼミに所属しています。
去年はタイに行って、タイの農村部と都市部の教育格差について現地で学びました。
2年生の頃は、養子縁組によってもたらされる教育格差の是正について学んでいました。
たとえば、幼いころに実親と離れ児童養護施設に通っている子どもたちですと大学進学率が一般家庭と比較して低いというデータが出ているのですが、養子縁組で家庭に入ることによって、子供の教育環境にどのような変化が起こるのかということについて調べていました。

ー教育に関することを中心に学んでいるんですね。関心を持ったきっかけがあったのでしょうか。

教育に関心を持ったのは、高校3年生の頃です。
大学に進学するにあたって、奨学金の制度について教えていただく機会があったんです。

そのとき、これまで当たり前に塾や高校に通えて、教育を受けられていることの有難さに改めて気づかされました。
大学に進学するにあたっては、奨学金を借りるという選択肢がありますが、それによって将来の借金が増えるという現実を知りました。先進国である日本でも、このように安心して教育を受けられる・受けられないの格差があるということを知ったときに、教育や貧困に興味を持ちました。高校生の頃は「絶対的貧困」が目に見えやすく、途上国支援などに関心を持っていたのですが、日本で問題になっている「相対的貧困」の状態は周りから分かりづらく、人知れず苦しんでいる人がいるかもしれない、誰も気づかず手を差し伸べなかったらどうなってしまうの?と感じたことを覚えています。

ーLFAを知ったきっかけや、最初の印象について教えてください。

最初は、Instagramの広告でLFAのことを知りました。
「子どもの貧困に、本質的解決を。」という言葉を掲げていて、自分の関心にドンピシャな言葉だと感じました。

NPO団体となると、信頼できる団体なのか?怪しい団体ではないか?と正直思っていたのですが、これまでボランティアに参加している学生がたくさんいたり、政策提言をしていることを知り、安心できる団体だと感じました。

ー実際に、ボランティアをはじめてどう感じましたか?

ありきたりな言葉にはなってしまいますが、みなさんとても温かい人だと感じました。
当時大学3年生だったので、企業のインターンにもいくつか参加していたのですが、LFAの職員の方がダントツで優しかったです(笑)
自分が悩んでいることを解決できるまで話を聞いてくださって、とてもありがたかったことを覚えています。

子どもと関わるだけ、というよりは一緒に活動している拠点のメンバー同士でコミュニケーションをとることもありますし、お互いに困ったときには頼ることができる環境です。

ーボランティア活動を経て、採用インターンをやろうと思った理由を教えてください。

LFAの活動や、自分が持っている思いに共感する仲間を増やしたいと思ったからです。

活動をする中で、子どもたちが将来の夢や好きなことについて、まっすぐな目で語っている様子を何度も目にしました。
その夢を後押ししたいという気持ちと同時に、このままでは子どもたちが自分が置かれている環境のせいで夢を諦めなければいけないときがくるのではないか、と複雑な気持ちになったんです。
そのとき、ただ諦めるのではなく「子どもたちが夢を追い続けられる社会を作っていきたい」という思いが芽生えました。

しかし、この思いを実現するためには自分が思っているだけでは何も始まらないと思い、採用インターンとしてともに活動してくれる仲間を増やしたいと感じました。
子どもたちと触れ合う中で、貧困や教育格差などの課題に関心を持つ人が増えて欲しいと思っています。

ー現在、採用インターンとしてはどのようなお仕事をされていますか?

現在は、ボランティアに応募してくださった学生とメールや面談でコミュニケーションをとっています。いわゆるリクルーターのような役割です。

他にも、ボランティアに参加することを検討している学生向けの相談会や、ボランティア同士が横で繋がれるような会を企画しています。

ー採用インターンとしての今後の展望を教えてください。

まずは、LFAのことを身近に感じてもらえるような活動をしていきたいと思います。
そのために、自分が関わる一人一人の学生に親身に向き合い、団体への理解や参加したいという気持ちを持っていただけるように日々頑張っています。

ー最後に、ボランティアへの参加を迷っている方向けにメッセージをお願いします。

記事を読んでくださりありがとうございます。

LFAのボランティアは、子どもの支援をすることはもちろんのこと、活動の振り返りの時間も多く、自分自身の成長にもつながる活動だと思います。
わたしも、LFAでのボランティアを通して自分自身の将来の進路を考えるようになりました。今後の進路について迷っている方にとっても、自分の性格や強みを知るきっかけになるかと思います。

「意識高い系?」などとイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、LFAに関わる人はみんな温かい方ばかりなので安心してください。

わたしたち採用インターンとしても、たくさんの方が応募してくれることが励みになっています。この記事を読んだ方と、お話しできることを楽しみにしております!

 

本記事では、採用インターンの照井さんにお話を伺いました。
実際に子どもに向き合った体験談や、そこで得たものなどが参考になっていたら幸いです。

「LFAでボランティアをするか迷っている」という方、わたしたちボランティア採用チームは皆さまのご参加を心よりお待ちしております!

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