【学生スタッフインタビュー】子どもの課題がよく見えるからこそ、子どもに対する自分の役割を考えるようになった

インタビュー・コラム
住田さん_写真

※この記事は以前のHPで掲載していた記事を再掲載したものです。

皆さんこんにちは。学生採用インターンの坂佐井です。

今回は2019年秋冬に学習支援拠点でボランティア教師を経験した後、LFAとして初の、居場所支援拠点内で学習支援を行っている住田萌香さんにインタビューを行いました。

記事を読むことで、実際の指導現場についてより具体的に想像してもらえるかと思います。

学習支援拠点、居場所支援拠点、どちらも経験したからこそ語れる住田さんの声をお聞きください。

 

住田さんは学習支援拠点と居場所支援拠点、どちらの拠点にも携わった経験があるとお聞きしています。実際に2つの現場で活動したからこそ感じる、拠点の特徴についてお聞きしたいです。

私の経験でいうと、通ってきてくれる子どもの特徴という点においては、学習支援拠点と居場所支援拠点で少し違うなという印象はありました。私が行った学習支援拠点では、一応はきちんと椅子に座って私の話を聞いてくれる子どもが多かったんです。

でも、居場所支援拠点では、「授業をやるよ」といってもなかなか席についてくれず、ふざけて逃げてしまう子もいます。もちろん私が関わった子どもに限る話だけかもしれませんが、この2つの拠点での違いは感じました。

あとは、子どもへのコミット方法も少し異なるかなと思っています。

私が担当していた学習支援拠点では、子どもが通っている学校で勉強を教えているので、小学校/中学校で情報が分断されてしまっているんです。しかも、基本的に子どもから聞いた情報だけが子どもの一次情報になってしまっています。

だから、そもそも子どもの課題は何なのか?どの問題にコミットすべきなのか? という点を考えるのに難しさを感じました。だからこそ、子どもの”見えづらい課題”について考えるきっかけになりましたね。

学習支援拠点での様子

一方居場所支援拠点では、保護者の方との繋がりも学習支援拠点に比べると強い傾向にあります。なので、より課題に気づきやすいというのはあるかもしれません。

しかし、だからこそとも言えるのでしょうが、自分がコミットしなければならない部分も多いと感じ、毎回の授業で「もっと課題解決に進みたい」と焦ってしまっています。

子どもの課題がよく見えるからこそ、子どもにとっての自分の役割の重要性をものすごく感じるというか。

 

なるほど。子どもに真剣に向き合わなければならないという点では共通するものの、どちらの拠点にも少し異なる特色があるんですね。

そうです。でも居場所支援拠点では課題に気づきやすいからこそ、本当に子どもが考えていることやしたいことが隠れてしまっているのではないか、と最近考え始めて。

だから、自分が考えていることを整理するためにも、WHYツリーを使って、子どもについてもっと理解を深めてみました。そのWHYツリーがこちらです。

 

すごい。いろいろ深堀りして課題について考えていますね。

これを行ったことによって、例えば、私が見ている子は「周りからしっかりしていると思われている」というプレッシャーから、自分から困っていることを発信できていないのではないか? という新たな課題を発見することができました。そこから、もっと子どもの発言に対する受容的な雰囲気づくりを気を付けるようになりましたね。

 

居場所支援拠点にしても、子どもの”見えづらい課題”というのは存在するんですね。

そうですね。そして、学習支援拠点で培った、子どもの”見えづらい課題”を発見する能力が生かされたのかなとも思っています。

LFAに長く関わることで、住田さん自身の能力はどんどん成長しているのではないかと思います。ほかに具体的にスキルアップを実感した瞬間はありますか?

ほかの学生ボランティアとの関わりでは本当に学ばせてもらえることが多く、自身の成長につながっていると感じます。

まず、子どもに対する指導スキル。私は教育学部ではないし塾講師などのアルバイトもしたことがないので、人に教える経験がほかの人より浅いです。そのため、子どもへの指導についてよく悩むことがあります。

そんなとき、同じ拠点のボランティア教師に「対生徒の授業ではなく、自分対生徒の授業というものを意識するといいよ」と、もっと授業風景全体を俯瞰して考えるべきだといったアドバイスをもらいました。

確かに、私は目の前の子どもに集中しすぎて、次に何をやるべきか、届けるべきか、時々戸惑ってしまう部分があったんですね。そういう悩みに対して、やはり教育学部で学んでいる人や実際に指導を行ったことがある人からのアドバイスというものは、本当にありがたかったですね。

また、私が出会ったある教室運営スタッフは、私のロールモデルに近く、本当に尊敬する存在です。私がそもそもLFAに参加したきっかけの1つに、リーダーシップスキルを向上したいという気持ちがあったんですが、私が出会った教室運営スタッフの方のリーダーシップの考え方がすごく素敵で。

私はリーダーシップ、という言葉を聞いた時には、人を引っ張っていくというものが強かったんです。

でも、その教室運営スタッフの方は、「みんながリーダーシップを持とう!」と声かけをしてくれて、全体を巻き込んだチーム運営がとても上手な方だったんです。そういう素敵な方を見て学ぶということは、私の成長に繋がっていると感じています。

 

ありがとうございました。最後に参加を悩んでいる学生に一言お願いします。

今参加を考えている方が、「自分のスキルアップにつなげたい」とか「子どもと関わってみたい」とか「社会課題に興味がある」とか、どんな方向性の目的をもっていたとしても、このLFAの活動というものはプラスに働くと考えています。私自身もそうだったので。

もし、少しでも活動内容に興味を持ってくれたなら、ぜひその心意気を大切にして一緒に活動していくことができたらいいなと思います!

 


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秋プログラムについてはこちらの記事にて詳細を掲載しております!

 

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