活動紹介
ACTIVITY
1. 困難を抱えた子どもたちへの
包括的支援
私たちは、すべての子どもたちが夢や幸せに向かって自由に、そしてしなやかに、自分の人生を切り拓くことができる社会を目指しています。
そのためには、地域に①つながり②学びの環境③育まれる環境を整備し、困難を抱えた子どもたちを適切な支援につなげていくことが必要です。
私たちはそのような仕組みのある理想的な社会を目指して、包括的支援モデルを確立し、それを全国に展開していきます。
つながり
- ソーシャルワーカーや学校など、地域の方々と協力して子どもと出会い、「つながる」
- 子ども食堂など、地域に開かれた場を通じて子どもと出会い、「つながる」
- その結果、困難な子どもを支える「地域の大人たちのネットワーク」を構築する
学びの環境
- 個々のつまずきや学習スタイルに応じた「学習支援」を提供する
育まれる環境
- 正しい生活習慣や遊び経験を得られる「居場所支援」を提供する
- 保護者の声を尊重し、困難に応じて適切な制度・資源につなげる「保護者支援」を提供する
困難を抱えた子どもたちへの包括的支援モデル
つながり、学びの環境、育まれる環境を整備するため、地域の中に複数の学習支援拠点と居場所支援拠点を設け、地域の多様なステークホルダーと連携・協力しながら、子どもたちとつながり、その子にあったサポートをしています。
学習支援事業
地域や学校と協力して、公民館や空き教室に無償の「学習支援拠点」を設置しています。質の高さと継続性に徹底的にこだわり、厳しい研修を受けた大学生教師たちが、学習遅滞を抱えた子どもたちに寄り添って勉強を教えます。
居場所支援事業
安心して過ごせる居場所として、学童保育のような仕組みで子どもたちを受け入れ、「落ち着いてみんなとの生活を楽しむ環境」「自分のペースで学びを深める力」「遊びと体験・世界を広げる人との出会い」を提供することで、子どもたちの自立する力を養っています。
包括的支援モデル 全国展開への道筋
現在、異なる特徴を持つ複数の地域での現場運営を通じ、包括的支援モデルの準備・構築を行っています。また、同時に他地域への導入を見据え、導入サポートコンテンツ・フォロー体制の整備をしています。
2021年までにはモデルづくりを完了させ、他地域への導入を推進していきます。私たちは最終的に、包括的支援モデルが国の制度として導入されることを目指しています。
2. 人材育成
LFAは社会課題を解決するアクションを取るチェンジメーカーを育成・輩出しています。LFAの卒業生たちは卒業後も、すべての子どもたちが輝ける理想的な社会を目指して、それぞれのフィールドで活躍しています。
3. 普及啓発・アドボカシー
支援の現場で培った経験に基づいて、積極的な政策提言を行っています。また、子どもたちの直面している困難を広く世の中に訴え、支援の必要な子どもたちが決して見過ごされない日本社会の実現を目指しています。