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居場所支援事業

ACTIVITY

より低年齢のうちから、
学習面だけでなく生活を含めた
包括的な支援を。
居場所支援は、
様々な困難を抱える子どもたちにとって
安心して過ごせる居場所です。

基礎的な生活習慣が身についていない子ども、
複雑な家庭環境により
人との接し方がわからない子ども、
発達障害を抱える子どもなど、
学習以前の問題を抱えている子どもたちには、
安心して無理なく生活習慣や学習習慣を
身につけられる居場所が必要です。
しかし、まだ日本にはそのような子どもたちを
支援する制度や仕組みが整っていません。

LFAの居場所支援では、
そのような安心できる居場所の中で、
個別の子どもの課題や強みにあわせた、
また保護者や世帯の状況に
あわせた個別の支援計画をたて、
一人ひとりに寄り添った支援しています。

提供日数
平日週5回
提供時間
14時〜21時
対象生徒
小1~小3(29名)
支援内容
生活指導食事提供
遊び支援学習支援

居場所支援でのある一日

15:00〜
自由入室
15:00〜16:30
屋内・屋外で自由遊び
16:30〜17:30
屋内で自由遊び
17:30〜18:30
学習・読書
18:30〜19:30
食事準備・食事・歯磨き
19:30〜21:00
自由遊び・順次帰宅

子どもたちが得られるもの

落ち着いてみんなとの生活を
楽しむ環境

スタッフや友達と一緒に過ごす中で、成長の基礎となる大切な生活習慣や社会性を一緒に育んでいきます。

自分のペースで
学びを深める力

一人ひとりの「学びたい」という思いや、興味関心に応えられる環境を提供し、無理なく学習習慣や学習意欲を形成します。

遊びと体験・
世界を広げる人との出会い

自由な遊びや実験、創作活動、ロールモデルとなる大学生や地域の人との関わりなど、多様な経験を提供します。

Learning for All のこだわり

健やかに育つ基盤づくり

手洗い・うがいや歯磨きといった基礎的な生活習慣を身につける支援、宿題の見守りなどによる学習のサポート、栄養バランスの整った夕食の提供、最大21時までの預かりをしています。

一人ひとりの魅力を輝かせる

それぞれの子どもにある課題や特性にあわせて支援計画を作り、それぞれの強みを活かす支援を行っています。子どもたちの自己肯定感を高めるために、彼らが制作した作品の展示やプリントのファイリング、素敵なアクションを褒めるカードを送るなど、子どもたちの強みを可視化しています。

多様性を認め合える仲間づくり

専門性・経験豊富な常勤スタッフが、子どもたちの感情に寄り添い一緒に考えながら、様々な困難を抱える子どもたちがお互いの良さを認め合えるような働きかけをしています。

子どもと家庭をまるごとサポート

拠点に居る時間だけではなく、家庭に居る時間にも目を向けた支援を行っています。支援計画ではそれぞれの子どもが抱える背景にも踏み込み、生活全体の課題が解決されるように取り組んでいます。保護者との日々のコミュニケーションを通じて信頼関係を築き、家庭も含めた総合的なサポートをしています。

子どもたちの成長

居場所支援拠点に通う小学2年生の男の子Aくん。彼は1年生の頃から不登校で、学習習慣が全くなく机に向かうことすらできませんでした。スタッフはまず、拠点が彼にとって安心できる居場所になるよう、他の子どもと遊ぶ日常を温かく見守りました。しばらく経ったある日、拠点で他の子どもが宿題に取り組む時間に、彼がスタッフに言いました。「俺もプリントやりたい」と。何気ない日常で培われた「俺も仲間になりたい」という気持ちが今、学習への一歩を後押ししています。

さらなるチャレンジ

切れ目のない支援を

これまで居場所支援は小学生を対象としてきましたが、新たに中高生を対象とした拠点を開設。関わることのできる年齢を広げることで、地域の中で子どもの成長を支え続ける体制を整備しています。

地域とのつながりを強化

公園で地域の子どもたちと遊んだり、誰でも参加できる子ども食堂を拠点で定期的に開催したり、祭りや運動会に積極的に参加したりと、地域の方々とさまざまな方法で交流をし、つながりを深めています。

困難を抱えた子どもたちには、
信頼できる大人との出会いや
自立に向けた第一歩を踏み出せる環境が必要です。
LFAは子どもたちと一緒に過ごし、
安心できる居場所づくりを支えてくれる
学生ボランティアを募集しています。

学生ボランティア募集