【活動報告】学習支援拠点春期プログラムの事前研修を行いました!

活動レポート
22春学事研修_全体集合写真

皆さんこんにちは、学生採用インターンの数山です。

Learning for All (以下、LFA) は先日5/14(土)、15(日)に春期プログラムの事前研修を行いました。今回は学習支援の研修の様子をお伝えします。

なお、今回もコロナウイルス感染拡大防止のため、Zoomを使用したオンライン研修という形で実施いたしました。

事前研修1日目には、 LFAの掲げるビジョン・ミッション、子どもとのコミュニケーション方法、リーダーシップとはといった内容を、事前研修2日目には、各現場の拠点情報や生徒情報の共有、授業準備の実践、指導方法などの内容を扱いました。

この2日間で、プログラムに参加する学生ボランティアは様々な知識を身につけ、その知識を実践に移すことで実際に生徒と関わる準備をします。

今回は事前研修の1日目に参加し、見学した内容についてお伝えしていきます。

子どものことを理解するコミュニケーションを身につける

研修1日目には、Do, Think, Feel, Want (DTFW) というスキルを学びました。DTFWは、子どもと学生ボランティア自身の行動や言動から何を考えていたのか、感じていたのか、本当はどうしたいのかを振り返る手法です。学生ボランティアにとって、子どものことを理解するコミュニケーションの方法を知る時間となりました。

またこの時間では、DTFWの考えを知識として身につけるだけではなく、ロールプレイングを通した模擬体験を行いました。LFAのスタッフが子ども役を演じ、参加するボランティアが本番を想定してコミュニケーションの練習をします。ロールプレイングをした後には、「この時の子どもの様子は?」「子どもはどうしたかったんだろう?」など、DTFWの考え方を利用してスタッフや同じチームのメンバーと振り返りをしました。

学生ボランティアも、ロールプレイングを始める前は緊張している様子が見られましたが、最後には「子どものDTFWを考えてコミュニケーションをすることが大事だと思った」「DTFWを実践することは難しいとわかった」と話していました。

一人ひとりがリーダーになる

次の時間では、リーダーシップについて扱いました。LFAのプログラムは、学生ボランティア一人ひとりが主体的に行動するリーダーであると自覚し、活動中に体現していくことを大切にしています。リーダーとなる第一歩として、事前研修ではチームの中で「なぜLFAに参加したのか」を共有しました。

学生ボランティアそれぞれが「子どもにとっての居場所を作りたかった」「生まれた環境によって自分の将来が左右されてしまうのはおかしいと思った」など、自身が抱える想いを話し、他のメンバーの想いをしっかりと傾聴します。

共有をした後は、対話をします。チームメンバーの話の中で気になったところがあれば「なぜそう思ったの?」とさらに深く知ろうとすることで、相互理解を深めるとともに自分自身の考えも振り返ることのできる時間となりました。

 

LFAの学習支援活動では、子ども一人ひとりにあった学習環境を作り出すことで子どもの貧困の解決を目指しています。
居場所支援の研修の様子もホームページにて掲載しております。
https://learningforall.or.jp/kenshu_student0424

現在、夏期居場所支援プログラムのボランティア、また、夏期学習支援プログラムのボランティア教師を募集しています!

「成長したい!一緒に活動してみたい!」という方は、ぜひ、エントリーお待ちしています。

 

■社会課題に挑む、学生ボランティア・インターン募集中!
Learning for All では学習支援・居場所支援の2つのプログラムで参加学生を募集中です。プログラムへの関わり方もボランティアとインターンの2種類ご用意しています。
まずは以下の画像から、子どもの貧困やLFAの事業内容・プログラムについて説明した動画をご覧ください。


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