【学生スタッフインタビュー】LFAの活動に本気で取り組めば、学業やサークルに匹敵する学びと経験が得られる

インタビュー・コラム
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皆さんこんばんは。学生採用インターンのみゆです。
今回は、2016年春秋冬に居場所支援拠点でボランティア教師、2017秋冬で教室運営スタッフとして参加した金沙利さんにインタビューを実施しました。現在は学生採用インターンスタッフとしてLFAに携わり続けています。

記事を読むことで、LFAの魅力や、LFAの研修や面接について理解を深めてもらえればと思います!

教師、教室運営スタッフ、そして採用インターンとしての活動を続けてきた金さんの声をお聞きください。

教室運営スタッフ時の金さん(左)

ーLFAの魅力を教えてください。

私的に魅力は、大きく2点あるなと思います。

1点目は、“人の長所や人の成長を見つける感度が上がる”ことです。

具体的なことで言うと、例えば、ずっと「できない」って言っていた子どもが、関わっていくうちに「やってみる」って言ってくれたとき。

もし何も考えてないで関わっていたら、その良い変化に気づけないと思うんです。
でも、常に本気で子どもと向き合ってるからこそ、子どもの成長や細かい変化に気づけるようになったと思います。だから、LFAというのは、ポジティブな変化に対しての感度を高めることができる活動だと思っています。

2点目は、“社会課題が自分ごととして捉えられるようになる”ということだと思います。社会課題って遠い、なにか難しい問題だと思いませんか?

 

確かに。私自身、正直LFAに参加する前までは、社会課題を身近に感じることはなかった気がします。

そうですよね。私も「子どもの貧困」って、LFAに参加する前まで、漠然と大きな問題だ、大変だっていう認識だけになっていました。でも、LFAを通して、子どもの変化はもちろん、親御さんの変化にも触れることができたんですね。そういう経験から、人1人が変化することは、社会課題の解決に繋がっているんだなと改めて認識するようになりました。
社会問題って大きく捉えられがちだと思うんですけど、「社会」はそもそも人から成り立っていますから。

人を変えること・・・・・・あるいは一緒に変わっていくことかもしれないけれど、人1人の変化を目にすると、自分は重要な役割を担っているんだなって気づいて。
それによって”社会課題を自分ごととして捉えられるようになる”ことができるんです。

 

なるほど。1点目の魅力で、変化に対する感度の話がありましたが、具体的に自分自身の変化の感度が上がったなと感じたエピソードがあれば教えてください。

私は自習室(LFAが提供する自習の場)の教師としてLFAに関わっていた時期がありました。そのとき出会ったある中3の女の子のお話をします。その子は中1のときからずっと寺子屋(LFAの学習支援拠点)に通ってくれていた子でした。ただ彼女が通い始めた中1当時は、自己表現を自分からしない子だったんです。でも、中3になったその子に指導する機会があった時、彼女は、自分がやりたいこととか、行きたいところとか、いきいきと話してくれたんです。

単純に「中3になったから性格が変わったんじゃない?」 と、何も考えずに接してたらそう感じるのかもしれないんですけど。その子から出る言葉がすごくポジティブなものだったんですね。「私は~できる」とか「私は〜したい」って。それって、教師とかその子自身の努力なしでは達成できない変化だったんじゃないかなと私は思うんです。

そこに気づくことができるし、そこに喜びを感じられる、さらに良い変化を促進させるためにコミットしたいと思うのは、そういうポジティブな変化に自分自身の変化の感度が上がったなのかなって思いましたね。

 

子どもの可能性、ポテンシャルってすごく大きいですよね。

本当にそう思います。実際に具体的な1人の子どもと接しなければ、「やる気がないからしょうがないんじゃないか」などと、簡単に口にしてしまう人もいると思うんですよ。でも、実際会ったら子どもなりに考えて、努力しようとしているのって見受けられるじゃないですか。

 

そうですよね。現場に足を運ぶ活動だからこそ得られる気づきですね。

そういう気づきを得たいという方にぜひLFAに参加してほしいですね。

 

とはいえ、参加することに悩みや不安を抱える学生さんもいるとは思います。金さん自身は参加に迷いは無かったですか?

私もNPOに長期的に参加するのは初めてだったので、面接はどういう質問されるんだろう?って、ハードルは高いなと感じていたんです。でも、この活動に関心を持ってくれた時点で、同じように社会課題に取り組む仲間であると私たちは思っています。単純に、LFAへ参加を迷っている学生さんがどういう経験してきたのかな?  というのを聞きたい気持ちがあるんですよ。だから、気軽な気持ちで来ていただきたいです。

大学生活で、サークルとか学業とかあると思うんですけど、私はLFAの活動に本気で取り組めばそれに匹敵するくらいの学びと経験が得られると思っています。

面接は確かに私もハードル感じました…。あと、“研修”って響きも。

確かに、これだけしっかり研修をする団体は珍しいかもしれないですね。でも、逆にそれだけ1人の子ども、複数の子どもと関わる前の準備ができるし、そこで一歩、自分自身を大きく成長できる機会が与えられているとポジティブに捉えて欲しいです。

あとさらに言えるのは、一緒にやっていく仲間との、いろいろな試行錯誤の場でもあるということです。少しでもこの活動に関心がおありの方、ご応募お待ちしております!相談会もあるので、何か気になるところや質問したいことがある方はぜひご気軽に参加いただければと思います。

 

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