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【LFA学生スタッフインタビュー】子どもの将来に繋がる結果を届ける

2018.8.28

Learning for All 学生教師インタビュー、今回は東京大学2年の近森由佳(ちかもり ゆか)さんにお話を聞きました。近森さんは2017年8月に学生教師としてLearning for All のプログラムに参加して以降、学生教師や学生スタッフとして現場で活躍し続けてきました。
子どもとの出来事やLFAで達成したいことについて語ってもらいました。ぜひご覧ください!


LFAに参加した理由を教えてください

将来、子どもに関わる仕事に就きたいと考えていたので、色々な子どもと接する機会を持とうと思いました。その機会の一つとして、LFAの活動を通じて勉強でつまづいていたり、厳しい経済環境にいる子どもたちと接する経験をしたいと考えました。

LFAに参加する前と今で一番変わったのはどのようなところですか?

当事者意識を強く持ち、行動を起こすようになったことです。以前は、学習遅滞、貧困、不登校など社会問題を抱えている子どもがいると知っていても「悲しい」「やるせない」の感情が湧き出てくるところでとまっていました。しかし、LFAで子どもたちと会い、彼ら彼女らを取り巻く環境に直に接したことで、自分が行動を起こして何か少しでも変わるなら、子どもたちに結果を届けることができるなら、行動しようと思えるようになりました。目の前の子ども・これからLFAに出会うであろう子どもにとって結果を届けるために必要だと思えば、何が自分にできるか考え行動をするようになりました。

LFAで活動する中で、一番印象に残っている出来事を教えてください

とても思い入れのある生徒が志望校に不合格となってしまったことです。私は昨年の秋に教師として、冬にその生徒の担当教師のメンターとして関わりました。その生徒は中3の女の子で、コミュニケーションが丁寧で、自分の意見を持ちつつ他者の意見も尊重できるとても素敵な生徒でした。

しかし、彼女は在籍している学校には通えず、不登校の児童・生徒を対象に学校外に設置されている教育支援センターに通っていました。また、家庭が経済的に厳しいことに加えて、保護者様が外国籍で連絡帳での意思疎通が難しく、コミュニケーション上の齟齬が度々起きてしまう状況もありました。

学力レベルは、英語だと中3の春にbe動詞を始めるほどでした。秋に、内申点と学力試験はなく作文面接試験で決まるチャレンジスクールを志望校に決めて、合格に向け一緒に受験対策に取り組み、冬は新しい彼女の担当教師も含め取り組みました。個人的にも、冬期プログラムの目標として「彼女に絶対に合格を届けること」を掲げていました。彼女自身、毎週少しずつできることを増やしていき、面接練習にしろ作文演習にしろ、確実に実力をつけていきました。周りも彼女は合格確実だねと言っていて、私もそう思っていました。けれども結果は不合格でした。


そこで学んだことは大きく2つあります。
1つ目は彼女を取り巻く環境の重さです。学力、家庭、学校、情報へのアクセス、社会の構造・制度など、彼女は他の生徒たちよりも多くの壁を乗り越える必要があったのです。自分自身十分理解しているつもりで生徒に向き合ってきましたが、不合格という事実を受け、後期で都立高校の試験対策をするにあたり、改めて彼女の前には様々な壁が立ちはだかっていることに気づかされました。彼女の将来を改めて考えると、壁の高さや多さに苦しくなりました。

2つ目は、その一方で、一緒に最後まで走り続けてくれた仲間の存在の大きさです。彼女の担当教師、拠点のスタッフはもちろん、学習支援の全体統括を担当する職員も、彼女の後期試験合格のために全員が協力してくれました。彼女は後期で無事合格し、高校でやりたいことを宣言して、笑顔で寺子屋(LFAの学習支援教室の名称)を卒業していきました。私一人では絶対にできない、将来に繋がる結果を最後には届けることができました。それは私にない強みを持ち、子どものことを考え続け、行動した周りの仲間がいたからこそだと思っています。

LFAで達成したいことは何ですか?

関わる全ての子どもに、その先に繋がる結果を届けることです。結果とは、学力はもちろん、子どもにとっての成功体験、自信、子どもがしたいことの達成などです。寺子屋を卒業したら終わりでは意味がありません。その子の将来に繋がる、今ここで届けるべき結果を届けたいです。
そして、その結果を最大にするために、私にはない強みを持ち今活動している仲間だけでなく、今まで出会った全ての生徒・LFAで出会った方々から得た学び・感情を忘れずに生かしたいと思います。

最後に、参加を迷っている学生に一言お願いします!

LFAのプログラムではたくさんの経験ができます。子どもたちの笑顔をたくさん見ることができる、自分のやっている経験が結果に繋がるという嬉しい経験だけではなく、社会問題に直面し壁を感じる苦しい経験もあるかもしれません。ですが、子どもたちに向き合い続け結果を届けるという経験を、LFAの仲間と一緒にしてみませんか。みなさんでしか、みなさんとしか届けられない結果を子どもたちに届けましょう!一緒に活動できる日を心から楽しみにしています!


■学生ボランティア教師募集中!
Learning for All では現在、秋期プログラムの学生ボランティア、スタッフを募集しています。まずは採用説明会にお越しください。プログラムの詳細及び、説明会予約は以下よりご覧ください。

■参加を迷っている学生向けのLINE@はじめました!
説明会等の情報配信のほか、プログラム参加に関する個別相談も対応しております!

■マンスリーサポーター募集中!
Learning for All ではサポーターを募集しております。
1,000円の寄付で子ども1人に1時間の学習支援が届けられます。
皆さまのご支援が、子どもたちの学習機会の拡大につながります。
皆さまのご寄付は、一人ひとりの子どもたちの未来を作っていきます。
ぜひ、子どもたちの未来を一緒に応援してください。

■社会人向け活動説明会開催中!
Learning for All では月に4回、メディアの情報だけではわからない「子どもの貧困」の実態やLFAの活動について紹介するイベントを開催してます。子どもたちの明るい未来を支えるため、私たちに「今、できること」を一緒に考えましょう。

■職員募集中!
Learning for All では、一緒に働く仲間を募集しております。

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