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【教員志望者3人に聞いた】LFAの経験って本当に教員になるために役立つの?〈前編〉合格体験記付き!

2018.11.29

こんにちは!経営管理チームインターンの佐々木です。
今回は、LFAの学習支援プログラムに参加経験のある学生3人に、「LFAでの経験は教員になるために役に立つの??」という、教員志望の学生の皆さんなら一度は考える疑問について聞きました!

前編の今回は、3人が学習支援プログラムに参加した理由、継続してプログラムに参加している理由を語っていただきました。
さらに最後には今年の教員採用試験に合格した学生の合格体験記を掲載しています!
参加いただいたのは以下の3名です。

水上亜利紗さん(ありちゃん)
東海大学4年生。学習支援プログラムには2016年度の夏から冬、2017年度の夏に参加(計4期)。教員免許は中学・高校の保健体育を取得予定。東京都の教員採用試験に合格し、春から教壇に立つ。

松本千咲さん(ちーぼう)
秀明大学3年生。学習支援プログラムには2018年度の春から現在まで継続して参加(計3期)。教員免許は中学・高校の英語を取得予定。

芦澤和希さん(かずき)
東京学芸大学3年生。学習支援プログラムには2016年度の冬から2018年度の春まで継続して参加(計6期)。教員免許は小学校、中学・高校の社会を取得予定。

写真左から順に水上さん、松本さん、芦澤さん

 

最初に、LFAの学習支援プログラムに参加した理由を教えてください!

松本さん(以下ちーぼう):去年の冬くらいから、2年生ももうすぐ終わりだしそろそろ進路のことも考えなきゃなと思って、漠然と何かやりたいなと思っていました。元々教育系の進路を考えていたのと、母が発達障害の子どもの学習支援をしているので、学習の遅れがあったり学校生活になじめなかったりする子どもへの支援がしてみたいと思って、LFAの説明会に参加しました。

水上さん(以下ありちゃん):私は元々別の教育系NPOでインターンしていて、そこにTeach for JAPANの松田さんが話に来てくれました。松田さんの話は衝撃的で、TFJに関わってみたいなと思ったのですがTFJは学生対象のプログラムがなかったので、松田さんのFacebookを見ていて見つけたLFAに参加しました。

芦澤さん(以下かずき):僕の場合は原体験が大きいですね。僕も母子家庭出身で経済的なことや家事の手伝いで勉強時間が減ることで中高生のころ悩んだときもありました。その経験から自分と同じような状況で困っている子のサポートがしたいなと思っていました。LFA以外の学習支援の団体も見ていたんですが、知っている先輩が何人かLFAに参加していて、具体的に話も聞いていたのでLFAに決めました。

松本さん:事前研修での意気込み宣言

皆さん3期以上プログラムを継続していますが、なぜ継続して関わっているんでしょうか?

ありちゃん夏期プログラム(2016年度)で担当した子どもをもっと継続的に支援したいと思ったからです。私が担当した子どもは、学校の授業で寝てしまうことや、そもそも学校に来ないということがよくあったそうです。しかし夏期の5日間を経て、苦手教科のテストで満点を取るなど、少しずつ前向きな変化が見られたんです。その結果、学校にも通うようになり、授業も以前に比べて積極的に参加するようになったそうです。

このように学力面の向上に貢献できたことを嬉しく思う一方で、もっと自分にできることがあるのではないか?と思う出来事がありました。夏期プログラムの最終日に、子どもたちに「将来何をしたいか?」という質問をしたところ、「高校生になりたい」という返事が返ってきたんです。それまで私の中では高校生になることは当然のことだと思っていたため、少し驚きました。もちろん、将来の夢自体に善し悪しがあるわけではありません。ただ、この子たちが無事に高校生になれたとして、その先どう生きていきたいのかということについてまで、もっと一緒に考えていけるのではないかと思ったんです。

ちーぼう:私は子どもに教える経験をしたのがLFAが初めてだったんですが、自分が関わることで子どもが変わってくれるのがすごく嬉しかったから継続して参加しています。また、3カ月のただの経験、教員採用試験のネタ、みたいな形で終わらせたくなくて、ちゃんと子どもと向き合い続けて子どもを認められる存在になりたいと思ったのも続けている理由です。

かずき:僕は担当した子どもたちを見ていて、寺子屋に来て3時間勉強するのは大人から見たら大したことない、当然のことと思われがちですが、彼らにとっては踏み出すのが大変な大きな一歩なんだと感じました。その頑張りを認めてくれる人がいなくなってしまったら子どもたちは頑張れなくなってしまうかもしれないから、僕が子どもたちを認める存在になりたいと思って継続して参加しました。

芦澤さん:指導の様子

ちなみに2017年の1年間担当した男の子は志望校に合格して、今もたまに寺子屋に顔を出してくれます!

ありちゃん:素敵!その子のエピソードもっとない?笑

かずきその子は会うたびにいいところがたくさん見つかる子なんですよ。今もふとしたときに「あ、こんないいところもあったな」って思い出します。

母子家庭で兄弟の一番上だったので「お兄ちゃんらしくしっかりしなきゃ」という思いやそうせざるを得ない状況があって大変だったと思うのですが、そんな状況でも寺子屋には学校行事の時以外休まず来てくれていました。高校の合格発表は彼のお母様がお仕事で見に来れず、僕が一緒に見に行ったのですが、合格していることが分かると僕のほうに走ってきて報告してくれました!

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子どもの高校合格の喜びはひとしおですね!!

ではここからは前編の締めくくりとして、教員採用試験に合格したありちゃんに合格体験記を聞きました!

水上さん:指導の様子

教員になろうと思ったのはなぜですか?

私は、中学校の先生に憧れ、ずっと教員を目指していました。しかし、信頼するゼミの先生に「教員として地域と学校をつなぐような仕事がしたい」と話したとき、「それは教員ではできないのではないか」とアドバイスをいただいたことを契機に、教員になるべきかどうか悩んでいました。そこで民間企業でもインターンをしてみたのですがやはり教員になりたいという思いが捨てきれずにいました。そこで先輩に相談し、「教員になる自信がない」とご相談したところ、「最初から自信のある人なんていないよ!」とお話ししいただきました。そこで教員になる覚悟を決めることができました。

まずは教員として経験を積みながら、ゆくゆくは地域と学校を繋ぐような仕事をしていきたいと思っています。

具体的にどうやって対策を進めましたか?

教員になろう!と最終的に決めたのが4年生の3月で時間がなかったので、筆記はポイントを絞って勉強しました。例えば「絶対出るランキング」のようなものや過去問を参考にしました。面接は、大学の先生や実習先の先生など、いろいろな人に協力していただき、経験を積みました。

LFAでの経験は採用試験に役立ちましたか?

面接では2016年度の夏から冬にLFAで担当した子どものことを話しました。中3の夏に英語はアルファベットから勉強しなおした子たちをどのようにして高校合格までサポートしたか、というのを具体的に話しました。子どもに徹底的に向き合って、それを言語化する経験は教育実習だけでは積めなかったと思います。

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いかがでしたでしょうか?12月2日に公開予定の後編では、LFAでどんなことが身に付いたか、どんな教員になりたいかについて語っていただきます。

12/3追記:後編はこちら


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